![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26459293/rectangle_large_type_2_859cad244c4a44ab55a376d39203b47e.jpg?width=1200)
当院における病院薬剤師の仕事の内容の一例
今回は私は入職してから今に至るまでの業務の変遷を紹介します。
【1~2年目 研修】
入職1年目の9月から夜勤が始まります。
そのため、まずは夜勤ができる薬剤師になることを目標に教育を受けます。
注射部署、内服部署、外来部署、化学療法部署、院内製剤部署をそれぞれ研修で周ります。
薬の知識に関することよりも、どうしてもマニュアルに関する教育が中心になります。
また、この期間は薬剤師として1人としてカウントされないため、監査時は先輩薬剤師のダブルチェックが必要です。
日勤業務をこなしつつ、業務後に研修を受けるといった日々で、
口頭試問や課題をクリアして初めて1人の薬剤師として認められ、夜勤ができるようになります。
【入職2年目中盤まで】
1年目9月~2年目中盤まではローテーターとなり、
1薬剤師として、配属部署を持たず、各部署をローテーション(2週)します。
注射調剤部署、内服調剤部署、化学療法部署、外来部署、DI部署、病棟部署
【配属】
ローテーターを経ていよいよ配属です。
100%ではありませんが、ある程度の希望は考慮されます。
同期の場合だと、9人中8人で第1希望の部署に配属されました。
若手が希望通り配属される代わり、上司が異動になることもあるようなないような。。。。
【病棟担当薬剤師】
私は病棟業務を希望していたので、病棟専従の薬剤師として配属されました。
外科病棟(消化器外科、呼吸器外科、乳腺科)、途中からNICU病棟かけもち
↓
循環器病棟、(NICU病棟かけもち)、DIヘルプシフトあり
↓
外科病棟(泌尿器科、整形外科、形成外科など)、NICU病棟かけもち
上記に加え、放射性医薬品(RI)の調整を当番制で行っています。
他にも必要に応じて他部署ヘルプもしており、
現在の業務の割合としては、ある月を参考にすると
-出勤日22日-
・外科病棟:13日
・NICU病棟:6日
・夜勤:1回(2日)
・放射性医薬品調製実施日:3日
・内服部署ヘルプ:1日
といった形になります。
それぞれの病院で全く違うかと思いますが、一例として参考になればと思います。