医療経営士(3級)を取得するまで
【医療経営士とは】
医療経営士は
一般社団法人日本医療経営実践協会が認定している資格で
医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識と
経営課題を解決する能力を有し、実践的な経営能力を備えた人材です。
【医療経営士(3級)の勉強方法】
2019年のことですが、医療経営士(3級)を取得しましたので、勉強方法を紹介します。
医療経営士(3級)の試験は毎年3回行われていて、受験資格は特になく誰でも受けることができます。
取得している方は病院の事務、総務を担当している方、医師、薬剤師などの医療資格者、また、MRやMSなどです。
医療経営士(3級)の合格率は最近は40%程度になっています。
1~3級がありますが、3級に合格すれば、医療経営士として認められることとなります。
公式のテキストもありましたが、高額のため、私は購入しませんでした。
代わりに「なるほど、なっとく医療経営Q&A 50 初級」という書籍を購入し、勉強しました。勉強期間としては1か月程度。全体を何回も読み直して習熟させていきました。
また、問題演習をしたいと考え、ネット上で見つけたのがこれです。
このPDF化された電子ファイルを利用して、問題演習をしました。
最後に、他に参考になるものはないかと、ネット検索して見つけた以下のサイトを参考にしました。
・勉強する項目がまとまっています。
・どのような問題が出るのかがのっています。
【なぜ、医療経営士に?】
もともと、社会医療制度に興味があり、学生の時から、厚生労働省の資料などをよく見ていました。
しかし、病院に入職すると、目の前のことで必死で、
医療制度や診療報酬などマクロな視点で考える機会が減っていました。
そこで、医療経営士という資格を見つけ、取得に至りました。
この資格があるからと言って、特別に何かできるようになったわけではありません。
私の場合ですと、あえて言うならば、新入職者に対する診療報酬の講義をするようになっただけで、普段の業務に変わりはありません。
しかし、病院薬剤師に忘れがちなマクロな視点を持つことは、将来を見据えると大切なことかと思いますので、取得して間違いはなかったと思っています。
Myriam ZillesによるPixabayからの画像
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