Electric Vehicles Top 2024 GreenerCars Rankings as Prices Drop
みなさん こんにちわ。
いやぁ、 ほんと最近の媒体は偏向が多いですね。
こと電気自動車の件では曲げてでもトヨタアゲしますから。
なんのことか?
全米で最も環境にやさしい車はEVでなく「トヨタ・プリウス・プライム」とアメリカ評議会が評価・・という記事について。
この記事ひどくて、前提をわかっていないんですよ。
どういうことか?
世界の当面の認識ではPHEVは電気自動車ジャンルに入ってるんですよね。
で、このタイトルの話になるんです。
そのタイトル、ざくっと直訳してみても・・
Electric Vehicles Top 2024 GreenerCars Rankings as Prices Drop.
→価格下落に伴い、電気自動車が2024年の環境に優しい自動車ランキングでトップに
・・となります。
そして本文には・・
Of the six best-scoring 2024 cars, all are electric, with four fully electric vehicles and two plug-in hybrid electric vehicle (PHEV) models. The Toyota Prius Prime was the top scorer in the 2024 GreenerCars rankings,
とあります。
簡単に訳すと
「2024年のベストスコア6車種のうち、4車種が完全電気自動車、2車種がプラグインハイブリッド車(PHEV)で、すべてが電気自動車である。2024年のGreenerCarsランキングでは、トヨタ・プリウス・プライムがトップだった」となります。
つまり、この6車種は電気自動車扱いということです。
そのランキングは・・
この通り。
このグリーンスコアが大きいのが環境にいいとなっています。
15000マイルを走行した場合の燃料コストも書いてますね。
もちろん、元の価格なども意味があるわけで。
それによる結果で、プリウスのPHEVがトップとなっていますが、これは電気自動車の枠組みであり、それも含んだ電気自動車がコストが安くなったことで上位に・・というのがこのニュースの本質・トピックなんです。
ランキング下にはガスハイブリットとあります。
これが普通のハイブリットでこれらはスコアが悪いですよね?
世界では2035年までは完全電気自動車とPHEVは電気自動車として扱うわけですが、HEVは内燃機扱いなので良くない・・という感じになるわけで。
さらに続くランキングを見ましょう。
このようになっています。
ガスハイブリットのスコアが比べて悪いですよね?
これらに対し、電気自動車(完全電気自動車+PHEV)がコストが下がった結果、ランキング上位がそれらになった・・ということがよくわかりますよね?
で、このように書いてます。
“It’s important for automakers to keep expanding affordable EV options rapidly so that the benefits of EVs are available to drivers across a wider spectrum of incomes as we transition away from cars that burn gasoline.
ガソリンを燃やすクルマからの脱却が進む中、EVの利点をより幅広い所得層のドライバーに提供できるよう、自動車メーカーは手頃な価格のEVオプションを急速に拡大し続けることが重要だ。
・・と。
さて、これを見てみなさんはどのように理解しますか?
電気自動車やPHEVを電気自動車というカテゴリーと扱い、
それらが環境に良い・・と言っているように思うと思われ。
・・が日本の媒体はここが違う。
簡単に書くとEVは環境にやさしくないから (中略)PHEVのほうがよかったんだ!・・と。
その内容はBEVのネガなイメージを与えるような内容がずらずらと。
はい、偏ってますよね?
正しく、伝えている・・とはマジで言い難いです。
国が違えばルールや枠組みが違うわけですが、それらの前提無視で、
都合のよい解釈しているとなるわけです。
ちょっとダメですよね。
そして明確にいえること。
この媒体の担当は
・ソースを確認しない。
・英語ができない
・反BEV
・トヨタファン
と言えそうです。
そんな元ネタ、気になる方はどーぞ
本日はここまで。