(4661)オリエンタルランドの投資判断について
先週、投資界隈で賑わった話題の1つにオリエンタルランド(OLC)が年初来安値を更新したというのがある。
これについて、私自身のメモも兼ねて私見を述べつつ投資判断をしておきたい。
OLCの現状について
直近のイベント
・2024年6月:新エリア「ファンタジースプリングス」がオープン
・2024年7月:新たな事業として「ディズニークルーズ」発表
・2024年7月:2025年3月期1Q決算発表
・2024年9月:一般財団法人への活動支援目的での自己株処分
・2024年10月:2025年3月期2Q決算発表(経常利益:YoY-17.7%)
直近の株価推移
チャートは高値の5,700円をつけてダブルトップの形。
現在高値からは1年を経たずして-40%の水準まで下落。
PERは100倍を超えていたが46倍まで低下。
これは、EPSの向上&株価の下落が要因。
8月の円キャリーショックから短期リバウンドの後、ダラダラと株価が右肩下がり。
2Q発表前に反発、出来高は2Qの発表日にかなりの出来高18M、翌日も12Mの出来高を伴い反発の動きを見せるもほどなくして急激に下げ。
この間の株価は、3,555円→3,919円(+10%)→3555円(-14%)と短期間で激しい動きとなっている。
今後の業績見通しを踏まえた投資判断について
前述の表には載せなかったが、コロナ前でもPERは70倍前後であり、それを踏まえて判断すると直近数年の中ではかなり割安な水準にあるように思える。
だが、PER水準だけで買い判断を下すのは早計であり、その原因を探る必要があるだろう。
今後の業績を直近のイベントを踏まえて判断すると次のとおりに考えられる。
まず、新エリア「ファンタジースプリングス」影響については、
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