(7095)MacbeePlanet_2024.4_3Q
事業概要
LTV(顧客生涯価値)予測を基にWeb広告による集客支援を展開。Web接客、解約防止も
直近四半期
2024年4月3Qの収益はYoY+106.2%の290億円、経常利益はYoY+111.8%の31.8億円となりました。
AllAds(旧ネットマーケティング)が2Qに引き続き好調に推移した他、MAVEL(旧AC事業)の成長も相まって増収増益となっております。
業種別売上構成
ファイナンス業界においては、QonQで+0%となっています。
コンシューマーファイナンス分野が大きく落ち込み、QonQ-33%となり、1Q比でも-7%となっています。
なお、YonYでは+13%となっています。
一方、投資分野は新NISA効果で大きく伸長し、QonQ+15.7%、YonY+37%となっています。
このほか、新たにその他金融(保険)分野が台頭してきており、YonYでの増収幅は好調の投資分野に引けをとらない額となっています。
ウェルネス業界においては、QonQ+0.8%となっています。
来店型分野、EC分野ともに+4%の成長となっているものの、医療分野では-9%と落ち込んでいます。
人材業界は+16%と堅調を維持しているものの、その他業界では-17%とやや陰りが見えているでしょうか。
通期予想
3Qも引き続き堅調に推移したことにより、再度通期業績予想を上方修正しています。
売上高:350億円→370億円→390億円、経常利益:28億円→37億円→41億円と修正しています。
4Qも引き続き2Qや3Q並みの水準を維持すると仮定すると、今回の修正内容とほぼ同等の内容での着地が見込まれます。
中期経営計画
2021年12月に公表した中期経営計画(2024/4、売上高220億円、営業利益22億円、営業利益率10.0%)は既に達成済みであり、来期に発表が予定されている新中計がどこまでの内容で出してくれるか、引き続き注目となります。
財務健全性
自己資本比率48.4%と健全。現金も90億円と潤沢にある一方でQonQでは2Qに引き続き減少しており4億円減少しています。このうち配当金の支払いで2億円を支出しています。
内容としては問題があるようには思いません。
株主還元
2Qに記念配の実施があったものの、通期は0円です。当面は成長するための資金が必要で、配当を出す時期ではないと考えているため、この措置は妥当と考えています。
評価や目標株価
今回の決算で、決算発表日の終値(19,700円)から翌日にS安となり、その後も続落し、株価は一週間で-22%も下落となりました。
理由は明白で
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