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マッチングアプリで断わられた話

そのマッチングアプリは、有料オンリー。
身分証明、収入証明などこれでもか!というくらい
厳しいものであった。しかも加入にあたり面談まであった。
詳しくは書けないけれど。
その分、50代とかいう人の比率は極端に少ない。

さて、面倒な書類をそろえて登録してみた。
適正診断とかあって、それとマッチングする人が
紹介される。
条件をしっかり描いているはずなのに
禁煙希望・・なのに
「たまに吸う」みたいな人が送られてくる。
たまにってなんだよ。吸うか吸わないかで希望なのに・・
おいっなどど思ってしまう。

私はこのアプリの使い方がいまいちわからなかった。
世に出てるマッチングアプリとは異なる仕様。
希望以外の相手を表示させないとか
相手の条件に合わない人を表示させないとか
そんな配慮はない。

さて、ひと月くらいすると
その適正で合うと診断された人が
紹介された。
OKぽちったらすぐに
お見合いの設定をしましょうとなった。
え?なにこれ?
日時を入れて、待ち合わせて会うみたいになってる。
おいおい・・・
メールでもやり取りとかしないんかい。
いきなり?会いますか?
と思っていたら、オンラインでも可能とあった。
すかさず相手が日時を書いて送ってきた。
申し訳ないけど、私はいきなり会うつもりいはない。
そもそもこのシステム、信頼できます??
このシステムに某マッチングアプリで私がクレームを入れて
しばらく会員からは外された人がいた。まぢか?こいつ。
断わったら呪いのセリフのような脅かしをしてきたやつだ。
恐らく仕事、年収は嘘だろうな。PDFだって改ざんできるもの。

さて、そんなこともあり・・
沢山リクエスト書いてくれたけど、いきなり会うのは抵抗があるので
オンラインサービスで話しましょうとなった。

その日がやってきた。
写真ではうーんと思う人でも
話すと印象が変わる人もいる。
その人は、なんだか佐藤次郎さんを少し
真面目にしたような感じで、正直好みではなかった。
50分近く話したけれど、まぁ・・可もなく不可もなく・・
気になったのはまだ、離婚をして義務教育のお子さんがいらっしゃること。
思わず、お子さんが思春期なのに、お父さんの婚活について
嫌な気持ちになりませんか?と聞いた。
いやー女の子だし、父親なんてどうってことないって思ってますよ
なんて言ってたけど、いや、だから大変なんだよと思った。
そこは慎重になるところだよと。
共通の話題もあれば、話題が尽きるとシーンとなったりして。
私としてはイニシアチブ取って欲しいとこでもあった。
なので、その後、システムから
「OKかNO」と来たので
まぁ、もう一回くらい話しても良いかなと思ったので
「OK」と送ったら、お見合い成立!となり
いきなり、相手のアドレス、連絡先が送られてきた。
つまり、私の連絡先と交換された。
え???早くねーか。
よく読むと、お見合い成立となっても
知り合い程度の段階とのこと。
相手も「もっとお話がしたいです」と返事が来た。
次もまたオンラインでしましょうとなった。
で・・なんかこの流れからおかしな感じがした。
この人、返事がやたらと遅い。
じゃあ、今度はSkypeでとなった。
そこから私は
出張が入り、帰宅したらネット回線が繋がらなくなっていた。
指定してきた日時も、前後に予定があり、厳しくなっていることも
伝えた。すると、回線トラブル大変でしたね。
待っていましたが、今日は無理ってことですよね?とのことだった。
いやいや、だから近況を伝えていたよね?
なんかこう・・感覚がずれてしまう・・
その後も何回かずれてたやり取りがあったので
「申し訳ないけれど、タイミングのずれが気持ちの負担になるようなら
互いに考え直した方が良いと思います」と書いたら
「あなたのわがままとかトラブルは仕方ないと思いますが
あなたが悪いわけではないので、実際に会ってお話したらまた
印象が変わるかもしれません」
え?私わがままいってましたっけ?
いきなり会うのは困るといったのと
回線トラブルで予定がずれてしまう・・といったまでだったけど。
少しカチンと来たので
「申し訳ないけれども、私のわがままって何ですか?」と聞いたら
途端に返事が来なくなり、翌朝
「相手の佐藤次郎似さんから交際お断りの連絡が来たので
今後一切のやり取りは控えてください」
と連絡が来た。
手間が省けた。どっちにしても、うまくいくわけがない。
断わってくれて正解。
そして、そのアプリはともかく・・使い勝手が悪いので
不成立であってもご紹介一覧にずっと次郎は残っているのであった。
おしまい。










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