ショッカー(?!)に出逢った話
先日パラグライダーをしに朝霧高原に通っていた話を書きました。
それに関連してもう一つ話があります。
裏道を通って朝霧高原に
東京方面から朝霧高原に向かうときは、中央高速で河口湖インターまで行ってそこから国道で西に向かいます。
国道は混んでいることがあるので、途中から細い荒れた道を入っていきました。
最初にその道を通ったとき、私の車で友人のU君と二人でした。
ショッカー出現?!
荒れた凸凹道を走っていると、向こうから白い服を着た10人くらいの集団が歩いてきました。近くなってきてよく見えるようになると、私とU君は驚きました。
「なんだ、こいつら!」
「ショッカーか?!」
その集団は、上から下まで白い服。顔にも白い袋をかぶり、目と口だけ穴を開けていました。
でも、ショッカーなら黒い服のはずです。
それに、悪の秘密結社ショッカーは仮面ライダーが絶滅させたはずです(?!)
助けて、仮面ライダー!
「悪の秘密結社」と思ったのは、あながち間違いではなかった
あとから調べてみると、その道は上九一色村を通っていました。
もうおわかりですね。
オウム真理教のアジトです。
それはまだ、地下鉄サリン事件が起こる何年か前の話です。
きっとそのころ、あそこでサリンを作っていたのではないでしょうか。
車の通りが少ないその道で、もしかしたら止められてサリンの実験台にされていたかもしれません。
ゾっとしたのは地下鉄サリン事件が起こったあとですけれど。
パラグライダーで墜落する危険よりも、サリンのほうが危険だったのかもしれません。