AI時代に起きる「デジタルカルテル」とは。 独禁法の観点から弁護士が解説
近年、個人の行動や嗜好などの情報をもとにサービスを提供する企業が増え、その収集技術も広がってきました。一方、データをめぐる政策づくりの動きも世界で本格化しています。大量のデータ、それを処理するAIが社会にもたらす影響は、法律や政策、倫理規範にも及ぶことになるでしょう。
AIを手がける企業は、データとどう向き合うべきなのでしょうか。独占禁止法の専門家、池田毅弁護士による解説を紹介します。
データによる支配力の拡張本日は、データと独占禁止法(独禁法)、AIとカルテルというテー