傾聴力というよりかは、非言語で受けとる心感力? #朝読note
こんばんは、ピンクのアイシャドウが可愛すぎてビビっている安部です.
今回は、「傾聴力」という言葉に疑問を感じてきたので、その考えについてまとめようと思いまとめるよ.
ちゃんと前提もある程度は入れているので、安心してね.
ではいくよ.
そもそも傾聴力とは
まず、傾聴力という言葉自体聞いたことあるだろうか.
試しに、「傾聴力 とは」とgoogle検索すると、以下の説明が出てきた.
「傾聴力」とは相手の話に耳を傾け、熱心にきくスキルのこと。 もともと心理学のカウンセリングなどに用いられるテクニック。 相手が本当に話したいことを引き出して理解することを目的に用いられています。 言葉の意味を理解するだけでなく、表情や声のトーンなどまで注意を払い、相手の気持ちに寄り添いながらきく。
まぁ、簡単に言うと「傾聴力」は「相手の話を全力で聞いて、引き出していこうね~」という感じだ.
おそらく、心理学系とか、コーチングとか、カウンセリングとかやっている方、興味が少しでもある方は聞いたことがあると思う.
ちなみに私は、3つの場面で傾聴力を学び、実際に実践として活かしている.その実践とは、ファシリテーション、取材、コーチングである.
ファシリテーションをする時には、発言している人が何を言いたいのか、どういう背景を持って発言しているのか、どの論点を話しているのか。などを意識して話を聞いている.
取材に関していえば、そもそも取材に一番必要なのは、傾聴力である.インタビューをする人に「どれだけ気持ちよく話してもらうか」が重要になる.そういう意味では、事前に準備した資料と照らし合わせながら、相手の話を「うんうん」という風に聞く.いかにも傾聴だろう.
最後のコーチングについて言えば、相談者の話を聞いて、話の中の文脈やモヤモヤまでもを察知しながら聞いている.コーチングも、相談者の話をきいて質問を投げかけたり、聞いた話を整理したりするのが、大半なので傾聴力を常に使っているような状態である.
傾聴力に対する違和感
ただ、3つの場面で「傾聴力」に対する違和感が出てきた.
「言語だけ」を傾聴しても、相手が本当に伝えないことはわからないのでは?という違和感である.
特に、取材をした時、ファシリテーションをする時に良く感じる.
「そうなんですよね~」「まとまらないのでいいです」「なんか!やっぱいいです」
このような「言語にならないコミュニケーションの欠片」を、傾聴することだけでは、拾いきる事が出来ない.なぜなら、熱心に聞くだけでは「まとまらないのでいいです」と返されたときに、「え、あ、そうか」となるからである.
その瞬間、もしかしたら本音で言いかけたけど、引っ込んだことを逃していることになる.これがもったいない.人は本音を言う時には、意識的にも無意識的にも少し抵抗がある.ただ、本当にその本音が言いたいのであれば、そっと「○○みたいな感じですか?まとまらなくてもいいので、良ければ話してくださいませんか?」と聞くだけで話してくれる.
この瞬間に必要なのが、「五感を使った非言語的コミュニケーションのキャッチ」であり、「相手の言語化を手伝うための質問の投げかけ」である.」
そこで、上の力を「心感力」と定義してみる.
心感力とは
「心感力」とは視覚、感覚、聴力などの五感をフル活用し、相手の話を心で聞くことである。そして、相手が伝えたい事をうまく言語化できていない時に、言葉の裏を読み取る事を目的としている。その後は、質問を投げかけ相手の言語化を手伝う。相手のしぐさや、目線の移動、声のトーンや間など、「非言語」に注目するのがポイントである。
心感力が必要な場面
心感力が必要な場面はどんな時か。
それは、ひとえに「話をしている人が、うまく言語化できない」時.
言語化がうまくできてないと感じたら、前の会話からの文脈や声のトーン、しぐさ、手や体の動きなどから、「こういう方向性かな?」と聞いてみて、質問していく.
もちろん、可能性として当たるという事は少ないかもしれない.
ただ、「その方向性じゃなくて、こういう感じなんだよね」とフィードバックを貰えることで、また質問を繰り返せばいい.
大体何回か繰り返していくにつれて、話している人も、少しずつ言語化されていく.
これが、心感力である。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます.
普段こんなことを考えているというよりかは、「考えを整理していきたい」という想いのほうが強いです.なので、論理的におかしいところや具体性が足りないことがあると思いますが、何卒ご了承くださいませ.
また同じテーマで、よりわかりやすく具体的に書けたら最高かな.
ほな、またね.
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