過去からのラブレター

絵を描きたいと思いスケッチブックを手にとった

すると　描くスペースがもうなくなっていた

今すぐ描きたかった私は　

随分昔に買ってあったスケッチブックを思い出し

戸棚の中から　探し出した

開くと中には

過去　middle-note先生とのセラピーで教えていただいた

エゴちゃんとのworkの絵や　言葉がでてきた

どれも　過去の私は　必死で書き綴っていた

その中で　1枚

特に必死に書き綴っていた文章が目にとまった

私は　私が幸せにできる
それが分かると　もう被害者でいれなくなる
だから　怖かったんだよね
これを真実だと認めると

彼が私を愛さなくても
父が愛情をくれなくても
誰かと私を比べて　価値を比べなくても
大きな舞台に立たなくても
誰かからの愛を必要としなくても
私が私を愛して　大切にすれば
何もしなくても　何も得られなくても
誰に　依存しなくても

私は私を幸せにできる　今

この文章を書いたのは

きっと6年以上前のことだ

先生が教えてくださったことを書きとめて

自分自身に宛てた手紙だと思う

この6年間

私はなにひとつ　

過去の私の願いを叶えてあげれなかった

こんな大切な言葉達を

戸棚に仕舞い込んでいたのが　その証拠だ

思い返せば　私はいつもこんな絵を描いていた

私の側にいるのは　私ではなかった

誰かに依存して

誰かから　自分を満たすために愛を貪り奪い

それが私だった

そんな私の周りには

当然　誰も居なくなったし

誰か側にいても

そんな私は　満たされることなどなかった

私の本当の願いは

ただただ　

私は　私に　愛されたかった

それだけだったんだと思う

新しいスケッチブックを買って

絵を描いた

middle-note先生が贈ってくださった　

オスカー・ワイルドの言葉

"自分を愛することは一生のロマンスのはじまり"

からインスピレーションをいただいて描きました

出来上がった絵を撮影していると

たまたま　

太陽とのツーショットも撮れました

太陽の光の輪が　

作品を照らしてくれているのが嬉しい

私はバカだから

気づいて　後退して　ループを繰り返す

そんな私自身のために

今日はこの記事を書いた

これからはどんな時も　

未来の私が覚えてくれているように