創業77年を迎えました(自己紹介)
はじめまして。木と木育でやさしい世界をつくる阿部製材所の阿部高志です。
これまでいくつかのブログで自分や自社のことを発信してきましたが、創業77年を迎えて心機一転、noteで発信していきたいと思います。
当社はこの3月で創業77年を迎えました。
創業者の阿部大治郎から私で4代目ですが、その時代時代で地域のみなさんにご愛顧いただいたことがこの77年という年月をつくってくれました。ありがとうございます。
さて、当社には取引先はもちろん、いろんな業種の方々が営業活動等で来訪されますが、よく言われるのが「想像していたよりずっと若い」ということ。思えば、木材業界の会社イメージが社長を始め、スタッフも高齢の方々が働いているというイメージを持たれていることがすごく多いです。当社ホームページにも私の画像などは掲載していないこともあり、求人面接で来られた方にも驚かれることも少なくありません。
現在、私は43歳で、岩手県内では私と同世代の木材屋の社長もここ数年で増えてきましたが、世の中の印象からすると、木材屋で40歳そこそこの経営者はまだまだ珍しいということですね。特に岩手県は、世代交代が全国でも1,2を争うくらい遅く、現経営者が70代以上の企業が多いようです。
これから先、もっと地域に根付いた企業として、地域のみなさんをいろいろなヒト・モノ・コトで楽にしていきたいと考えていますので、当社や私自身をもう少しオープンにして、まずは「知られること」を改めて取り組みたいと思います。
有限会社阿部製材所 | 岩手県奥州市水沢
創業当時は移動製材(丸太があるところへ製材機がいく)でしたが、1958年から工場製材に切り替え(工場があるところに丸太を集める)、1979年に法人化して現在に至ります。
2015年から製材、木材・建材等の販売に加えて、断熱事業(アクアフォームの施工)やリノベーション事業、2016年から木育体験事業をスタート。
2023年2月からおうちメンテナンス事業をスタートし、住まいと暮らしに幅広く関わる5つの事業を行っています。
有限会社阿部製材所 代表取締役社長 | 阿部高志
あべたかし / 1980年生まれ
岩手県立大学ソフトウェア情報学部在学中に「コンピュータよりも人に直接関わる仕事をしたい」という自分の気持ちに気づき、大学卒業後は「接客を極めたい」という思いから県内のホテルへ就職。サービスマン、営業マンとしてみなさまの冠婚葬祭をお手伝いさせていただきながら、官公庁や法人関係の各種大会や歓送迎会などの懇親、交流の場をサポート。その後、市民活動サポートを経て、2009年に有限会社阿部製材所へ入社。
2017年に代表取締役に就任し、ミッションを「木と木育で心豊かな暮らしができるように世界を変えていく」としながら、曾祖父から続くこの会社の歴史に、使命と時代の流れをかけ合わせながら事業展開中。