PDに注力してみよう
こんにちは。木と木育でやさしい世界をつくる阿部製材所の阿部高志です。
ここ4か月くらい、過去に例を見ないくらい仕事が溜まりまくって、ちっきしょー!どうしたらいいんだー!と心の中で叫ぶ日々を送っていました。
朝イチで手掛け始めた仕事が、いろんな業務が差し込んできては中断、来客や電話が鳴るたびに中断、報連相を受けるたびに中断。ようやく仕事を再開できると思ったら、もう17時。。。
そんな経営者、マネジャーは自分だけではないはず!と勝手に思いながら、何かいい方法はないものかとYoutubeでヒントをもらうたびにサーフィン。
すぐ目に飛び込んだこちらの動画をチェックしました。
ゴールドラット博士の愛弟子の一人と言われる岸良裕司さんによる解説をふむふむと完全に同意しながら見ていました。
特にこの動画の0:33から始まる、あるマネジャーの1日をまとめたアニメーションがめちゃくちゃ自分に当てはまっていて、どよーんとした気分になりました。
PDCAとマネジメント
経営者、マネジャーの方々には、上記動画の22:32からをぜひご覧いただきたいです。これで自分がCAタイプのマネジャーだということに気づかされました!
スタッフに対して、後出しじゃんけんのように現状課題や進捗状況を把握して改善案を伝えていく。その積み重ねによって、スタッフの気づきや業務改善につながっていくと思っていました。思い込みですね。
納期をセットにしてスタッフに伝えて、そこから先について、どうすれば最短納期になるか、納期間際でドタバタしないためにどうすればいいかをまず自分で考えて行動してみてほしいと自主性を重視していましたけど、なかなか効率的な段取りになっていかないことも多かったです。
プランニングや段取りに私自身が関わりすぎると、個人の考える機会を奪ってしまって成長につながらないではないかと。
PDCA。
ご存じの通り、Plan Do Check Actionの頭文字です。
PDCAサイクルといわれるように、そのサイクル通りにすべて順序立てて物事を進めていくことができればいいのですが、これまでだと余裕がある時に業務の進捗状況を見ながらかいつまんで考えていく程度でした。
忙しい、余裕がないマネジャーだとPDCAの中で、CAに頭が傾いていくということでしょう。その方が本人が楽だから。チェックして、カイゼンのポイントを見つけて、次からこうしていこう!とするだけだもの。
スタッフのレベルアップ、ひいては会社の成長や経営者・マネジャーの余白を生み出すためにも、最初は時間をかけてでもPDの部分に注力し、プランをしっかり作って共有した上で、業務の中で微調整していく方がたしかにトータルコストも低いと感じます。
プランの作り方、プランがあって業務を進めることの重要性をそれぞれが感じることで、スタッフも育っていくのだと思う。「そうか!こうやって進めていけばいいのか!」と。
そうだ マネジメント、変えよう。