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551蓬莱が商売上手でまんまと罠にはまった話

551の豚まんを買いに行きました。

デパートで買い物を終えて帰ろうとしたところ、夫が「551の豚まんが食べたい」と言いまくっていたのを思い出し、ついでに買うことにしました。

が、豚まんだけでは終わらず気づいたら色々買ってしまった話です。


※551とは
551蓬莱が全国区でどれだけの知名度なのか不明なので念のため。関西屈指の中華屋さん。大阪に本店があり、関西のデパ地下や駅に支店がある。なかでも「551の豚まん」は関西人の誰もが愛しており、家族・友人に100%喜ばれるお土産。



罠その1:ガラス越しに見られる作業場

さすがの551、すごい行列。
待つ間もガラス越しに豚まんを包む工程が見ることができて、ワクワク感が増します。

肉を生地に乗せ、グラムを測ってから包んでいるのを見て、平等に肉が配られていることに安心しました。←食い意地張っとる

包まれる肉を機嫌良く見ていると、奥の作業台に焼売も見え「焼売も美味しいねんな〜」と夫が言ったことを思い出し、食べたことがなかった私は好奇心を抑えられず焼売も買うことにしました。


罠その2:レジ横の光る肉だんご

いざ注文のとき、レジ横に置いてある【甘酢肉だんご】が目に入りました。これがめちゃくちゃ美味しそうに甘酢だれが光っており、私は動揺しました。

え、肉だんごもあんの?!知らなかった。どうしようめっちゃ食べてみたい、、やばい、もう注文言わなきゃ、、、買お。

ただでさえ、ついでに豚まん買って帰ろうと思っただけなのに、焼売も買うことにしていて、さらに肉だんごも買うってもう買いすぎ。と思いつつも、
「豚まん2個と、焼売6個と、、、、肉だんご10個入り、、ください。」と注文してしまいました。


罠その3:店員さんの殺し文句

まんまと551のやり口にはまった〜と思いながらも、葛藤のすえ無事注文を終えたことに安堵していると、店員さんが「味比べに【海老焼売】はいかがですか??」とたたみかけてきました。

海老好きの私には酷な誘い文句。しかも焼売と食べ比べって面白そう…!!
しかし2人暮らし。海老焼売まで買うと食べきれない。
グッとこらえて「いいです、、ありがとうございます、、」とお伝えしました。

他の店でも会計の時に「○○もいかがですか?」はよく言われるけど “会社に言えと言われるから言ってます感” が伝わってきて、ものすごく嫌なのですが、
「味比べに」という私の注文内容を汲んだ上でのワードにすごく惹かれてしまい、551の店員さんに脱帽です。


551の勝利

ついで買いが、いつの間にやら夕飯買いになってしまいました。

・作業場見学で浮かれさせる
・レジ横の光る肉だんごの誘惑
・店員さんの殺し文句

551が仕掛ける3つのポイント中、2つも引っかかってしまいました。恐るべし551。


こぼれ話

ちなみに私の次のお客さんは餃子と焼売を注文しており、店員さんに「本日は豚まんはよろしかったですか…(哀愁)??」と言われていましたが、グッとこらえて断っておられました。わかるよ、その気持ち、、


ABEA

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