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91年生まれ 【東京ラブストーリー(1991)】を観る

私が生まれた年、1991年は東京ラブストーリーが放映されていた年だそうで。

当時、私は0歳でもちろん観ていないけれども、
ものすごく人気のドラマだったことは知っている。

先日、急に仕事が休みになり大幅な空き時間ができたので、
アマゾンプライムで観てみました。


恋愛ドラマの教科書やん!


セリフ、しぐさ、展開、キャラクター設定、効果的な音楽、

全部ど真ん中過ぎて、恥ずかしくなるくらい。
コント観てるのかなっていう感覚になるほどでした。

91年以降の恋愛ドラマは
【東京ラブストーリー】のどの部分を崩すか、もしくは守るか、で
できていたんじゃないかと思うほどの教科書具合。

しかし、本当に東京ラブストーリーがど真ん中を作ったということなら、
すごいドラマなんだなーと。

そりゃ、未だに話題になるわけだ。

漫才はダウンタウン以前と以後で分かれると言われるように、
恋愛ドラマは東京ラブストーリーの以前と以後で分かれるのか…?


現代から見る、平成初期の違和感…!!


あと、自分が生まれた時代がどんなだったのか、垣間見えました。

特に印象的なのは
女子は「可愛げ」があるかないかで生きやすさが左右されそうな環境。

(可愛げというのは、顔が可愛いとかそういうことではなく、ニコニコ機嫌よく返事ができるとか、甘え上手とかそういう可愛げ。)

それらは生まれ持ったものでも、後から身につけたものであっても、
あれば良いとされているようでした。

可愛げを持って男性をサポートするのが女性の役割、

というのが端々に滲みでていて、現代から見ると結構な違和感。

性別とか関係なく、人類みな各々持って生まれた得意なことを活かして、
生きれたらいいよねー。
って思う私はしばしばイラっとするのでした。


でも、もし当時私がリカ(ドラマのヒロイン)と同い年の女子だったら、
そういう時代なら時代で仕方がないので、

自分が表現できるだけの「可愛げ」をコントールして、
時々毒吐いたりしながら、
そこから得られる結果を楽しんでいたかもしれない。

当時の若者もきっと男女同じ土俵で評価されないことを逆手に取って、
時代を楽しんでいたのかもなーと思うのでした。



ちなみに私が一番好きな恋愛ドラマは「やまとなでしこ」です。


ABEA










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