Amazonで買った中華製図用具が酷かった
そもそもこのブツを買うことになった経緯としては、今月の1月22日に機械検査2級の学科試験、特に製作作業試験でコンパス、三角定規を使わなければ問題が解けないためだ。高専にいいた頃に製図用具を使って製図課題をこなしていたので、JIS規格に基づいたそれなりのクオリティの製図用具は持っていたはずなのだが。実家に電話で聞いたところ行方不明になっていた。おそらく、身内の誰かが勝手に売却してしまったのだ、今思えばここに来てしばらくしてから高専時代に使っていた教科書、参考書の類は全部メルカリに売られてしまった。もちろん、売却益は一銭もこちらに入ってこない。書き出せば酷い話で、大事な教科書を少数こちらに避難させていたのが不幸中の幸いであった。というわけで、急遽製図用具を取り揃える必要が出てきたのでAmazonで購入したのだが、今思えば慌てて買ったの全ての過ちであった。安物買の銭失いとはまさにこのことである。
なぜお前がそこにいる:その1
なぜか紙ヤスリが入っていた。あちらの国では紙やすりで製図机を削りながら作図しているのだろうか?真相は定かではない。
なぜお前がそこいるその2:セロテープ
これも用途が謎である。日本では製図用紙が動かないように4方の隅にマスキングテープを貼り付けているのだがそう使えということなのか?なくなってしまったら交換もできない消耗品である。
なぜお前がそこにいる:その3
なぜか鉛筆けずりがついていたのにカッターナイフまであった。収納箱のスペースが空いているから間に合わせで入れたとしか思えない。しかもストッパー機能がないため少しでも刃に力を入れると引っ込んでしまう代物である。
三角定規も微妙に穴が空いているようで結局空いてないところがいやらしい。開けるなら最後まで開けろ!
せめてコンパスはちゃんとしてくれと思ったがそこは中華製。期待を裏切らない。
一周回って、こういった劣悪商品は日本国内では珍しいのではないだろうか。機械検査2級学科試験が終わったら、メルカリかヤフオクで物好きな人が高値で買い取ってくれるのを願うばかりである。