春 3日目

朝食 抜き
昼食 牛丼
夜食 鹿のシチュー、レバニラ、牡丹鍋、そのほか色々シャワーの強さ 今までで一番マシ

前日の夜、謎解きゲームをしている人たちのせいで眠れず結局謎解きゲームが終わるまで起きてしまった。謎解きゲーム終了後、話しているうちに「今から髪剃って、明日坊主だったら面白いんじゃないか」と閃き、突然4時から僕が坊主になる会が始まる。(ちなみに色々な事情から僕が坊主になることは確定していた。)

坊主になる僕に数人がカメラを向けるという、側からみれば確実にいじめの構図で髪を剃った。

初めての感覚だった、頭が軽い、みんな笑う。みんな笑うが自分で自分の髪が見れないのでいまいち面白くない、坊主は自分が面白いのではなく周りが面白いものだった。

面白がって、犬の尻尾くらいの毛を残される。そんな僕を見て笑うみんな、どのくらいダサいのかと鏡を見ると想像以上のダサさに普通に後悔した。2割くらいの後悔が押し寄せた。もう4ヶ月くらいは恋愛ができないと思う。

そんなこんなで6時に床につく、もちろんその後は朝食を逃し、13時になる。次の予定はまたまた謎解きだった。部屋でこもってうんうん言っていれば解けるタイプの謎ではなく、歩き回ってヒントを得るタイプの謎解きだったが、普通に部屋でうんうん言ってるだけで終わった。その後の夕食、高柳は解けた高揚感から声が少し大きかった気がする。

夕食後は少しマリオパーティをした後、ツッコミ選手権なるものを行った。また、マリオパーティ中、勝ち逃げがムカつくという理由で普通に高柳にコントローラーで叩かれた。坊主なのでいつもより痛かった。少し理不尽を受けすぎている。

風呂では坊主の唯一のメリットである洗髪の楽さを実感した。犬の尻尾ほどの残りの髪を入念に乾かした。乾かす前はその行為が面白いという触れ込みだった。しかし、日野によると「思ってたほど面白くなかった」らしい。

最後の夜ということもあってその後はみんな掛かりまくり、マジックで顔に落書きするという訳の分からない行為や純恋歌を円になって歌っている集団もいた。恋バナから僕の犬の尻尾ほどの残りの髪をどうするかまで様々な話をして終わり。普通に終わったのは5時とかだった。

普通に塾バイトだからせめて坊主にさせてほしい、今のマイキーみたいな髪型では解雇されてしまうから。

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