あべノート20230113

5:30~7:00
【練習目標】
漕ぎ合わせる
【練習内容】
アップ:橋脚まで
真っ直ぐの感覚を合わせる
橋脚片道漕:レスト1分30

この練習予定だったが、浅井さんが車のバッテリー上がりで来れなかったので、急遽変更。
昨日の練習の様子から、マチマチさんも疲れているような感じもしたし、板さんも退院してからそんなに日も経っていないので、
少し技術的要素を重視した内容に。
3人なので、2人ずつ漕いで1人が真ん中を見る。
マチマチさんと漕ぐようになってから、色々すっ飛ばして漕いでいるけど、
「漕ぐ」ということのイメージを伝える。

  • 「漕ぐ」というと前に入水したパドルを自分の方に寄せてくる。みたいなイメージを持ってしまいがち。動作を表現する言葉としては「漕ぐ」になるけど、イメージは「キャッチしたところ(水を掴んだところ)に自分・ボートを運ぶ」という感じ。
    なので、上半身先行ではなく、「下半身先行」

ボートのポジションに関しては、自分はギリギリまで決めたくない。という気持ちもあり、マチマチさんにも後ろを漕いでもらいたいなと思っている。
後ろで漕ぐ時に必要になってくるのが「Jストローク」
Jストロークの役割と、後ろの役割のイメージを伝える。

  • Jストロークは、流れ出したスタンを止めるパドリング
    「止める」とはブレーキ的なイメージではなく、「壁を作る」というイメージ
    「壁を作る」ことで、それ以上スタンが流れないようにする

  • 流れているスタンが「壁に当たる」ことで、ボートが前に進む力に変換できる

  • 後ろの役割は、「ボートの角度をキープする」「ボートの状態を整える」ことだと思っている
    「ボートの状態を整える」=「慣性コントロール」
    「慣性」とは、真っ直ぐ進めたい時は、「まだボートは曲がっていないけど、どちらがに曲がろうとする力」のこと。ターンの時は、「理想のターンをするために、どれくらいの慣性に調整するか」

Jストロークを試行錯誤しながらやってみて、ちゃんとJが効いてるな。と感じられることもあったし、最後の方でマチマチさん自身も「あ、なんかわかったかも。後ろの方でやるんじゃなくて、結構自分の横ぐらい前でやるんですね。」という言葉もあったので、自分は前で漕いでいたから全然見えないけど、この言葉がマチマチさん自身から出てきたので、「あ、ちゃんとわかっているな。」と感じたし、この短時間の中でも、マチマチさん自身が試行錯誤しながらやっているんだな。ということが感じられた。
こういう「感じたこと」がちゃんと言葉として出てくると、コチラとしてもとてもわかりやすいし、安心する。
マチマチさんはイメージを伝えると、「自分で試行錯誤しながらできる人」なんだな。と感じた。
しかもその試行錯誤の結果が、いい感じの方向に出るタイプかもしれない。
1から10まで言わなくても大丈夫な感じ。がする。

この試行錯誤の結果が、「いい感じの方向に向くタイプ」と、「とんでもないところに行ってしまうタイプ」がいるなって思うのだけど、
この違いはなんなんだろう、、??

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