新卒のクリエイター離れ小話
私の会社は人材サービスを展開してて、実は新卒の就職支援もしています。それに伴って、美術系学生の意識調査を行ってリリースしているのですが
クリエイター志望の学生が年々減少している
まあね~、残業多い印象だし、就業環境とかに良いイメージ持てないんだろうな。分からなくもない。
先日社内の先輩に現在の美術系学生の傾向を聞きましたので、シェアしようかと。そして私の勝手な考察もいれてきます。
クリエイティブ<大手総合職志望が増加
学生も視野が広まってきて、ゴリゴリクリエイティブ、制作一本でいきたいんです~!みたいな学生が減ったそう。
いわゆる「美大生なんて絵しか描けないでしょ」的な風潮が和らいだのと、大手企業も人不足であることに変わりはないので、美大生も内定がもらいやすい→クリエイティブもっと人が集まらない
私は学生の大手志向に関してはすごく賛成!こういう仕事をしているからクリエイティブ系に学生が進んでくれないのはすこし悲しいけど。大手の方が会社規定がシッカリしていて、仕事もプライベートも大切にできる率は正直高まる。
やっぱり若い頃は仕事で苦労するのはもちろんだけど、趣味に没頭したり、同期と飲み会行ったり、合コン行って人間としての面白さを高めることが大切だと思うんだ!!!
20代前半で恋人探しにマッチングアプリなんて使っちゃだめだよ。合コン行くとか、コリドー行くで男女ともに営業力を養ってほしい(笑)
秋冬採用のクリエイティブ企業
まだ秋以降の採用しようとしているクリエイティブ企業がいるんです!ぜんぜん学生のこと分かってない!もう!おばか!
現代の学生は平均5月には内定、美術系も6月には最初の内定を獲得します。取りこぼし作戦で秋以降の採用しようとしても、みーんな内定持ってるし、内定先企業はその前にフォロー体制入って、ほぼほぼ学生を囲ってるから手遅れなんだってばか~~~!気づいて〜〜〜!
建前は自分の本当にやりたいことができる企業に行きたいだけど、「やりたいこと」なんて言葉ほど脆いものはない。
「安定していて、ある程度仕事も出来て、プライベートも大切にできる企業に行きたい」という純粋な学生の本音を理解し受け入れて、そろそろ本腰入れて環境整備していただきたいものです。リアル大人の責務。
それができないならうちの会社使って(笑)
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