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【12連勝達成】あぶどぅる式ネクロでポイントをモリモリ盛る方法を徹底解剖!
こんちは!あぶどぅる(@abdul_absol)です。
みんな今の環境は楽しんでいるかの?
僕はもう森羅咆哮で燃え尽きてしまって今環境はええか…と思っていたのですが、いつのまにかグラマス達成、気づけばもう少しでグラマス1というところまで来ていました。
グラマスまでは妖怪ネクロ・式神ウィッチを主に使用し、そのあとは自然ドラゴンや進化ロイヤル、コントロールエルフなんかを回しています。
最近はデッキタイプも増えてきた一方で、「どうやったら勝てるんだよぉ…」「全然ポイント盛れねえ…」という声も聞こえてきます。
僕も沼った時期もあったんですが、久々に妖怪ネクロを握ったら環境が落ち着いてきた中で12連勝することができました。
1つの区切りとして、妖怪ネクロについて僕なりの構築・勝ち方・マリガンを紹介したいと思います。
この記事はこんな方におすすめ↓
・ネクロで勝つ方法が分からない…
・他プレイヤーの考え方を深く知りたい
・プリンが食べたいの~!
あぶどぅる式ネクロの構築
※見切れは「百鬼夜行」と「プリンゴースト・ミヤコ」が3枚ずつ
グラマス到達後、僕の妖怪ネクロの構築はほとんど変わっていません。
主流の構築と比べ特徴的なのは以下のポイントだと思います。
・ソーラと二コラを1枚ずつ採用
・マミーコックとトートを2枚ずつ採用
・ヘリオとシノブは2枚ずつに減らす
まずはざっとこの構築の理由について述べていきたいと思います。
2コス帯は意外と択が多い
ネクロの2コスフォロワーって意外と選択肢が多いんですよね。
優秀な雪女は3枚積むのは確定だと思いますが、それ以外の枠に関しては使用者の考えが如実に出ると思います。
僕の場合、2コスフォロワーとして採用しているのは画像の通り。
ここでは特徴的なソーラ・二コラ・トートに絞って理由を説明していきます。
魔拳法ソーラ…1枚
ソーラが1番強いのはネクロマンスからの2面処理です。
主に式神ウィッチに対して天后+クオンを処理できるというのはとても魅力的です。
一方でこの動きには、
①進化権を消費すること
②墓地を4枚消費すること
という2重のデメリットがあります。
妖怪ネクロでは進化権を酒呑童子orセレスに切りたいため、ソーラに進化を使っている余裕はなかなかありません。(特に先行)
後述しますが、「禁絶の一撃」でのフィニッシュプランやレジェンダリースケルトンへの進化もあるため墓地も肥やしておきたいです。
そのため1試合に2枚使うことはできないとピン刺しとなりました。
進化が使えず手札で腐った場合は、ネクロマンスでスタッツを上げ4/4の状態で終盤の盤面を強化、相手の処理札を吐かせるという役割で使用することが多いです。
また、序盤に引いてしまった場合は2コス2/2として使うことが多いです。
(2コス2/2の重要性は対式神の部分で触れます。)
禁絶の腕・二コラ…1枚
二コラの役割を一言で表すと以下の通り。
墓地を肥やしつつ「禁絶の一撃」での10点フィニッシュを見据える
2コス1/1というスタッツは2ターン目のカードとしては弱く、中盤~後半にかけて他のカードとくっつきで使用していきます。
酒呑童子の起動後は最大で3点を相手の顔面に飛ばすことができるのもありがたいですね。
「禁絶の一撃」を握ることで相手にプレッシャーをかけたり、対コントロールエルフ戦などでは10点をたたき出しフィニッシュに持ち込むこともできます。
妖怪ネクロは疾走で削るのがメインですが、それ以外のサブプランを1枚で実現できるのが二コラというカードです。
ただ、先述の通りスタッツが低く序盤では引きたくないこと、何度も使いまわせることから1枚の採用になりました。
トート…2枚
トートはとりわけ先攻時の2ターン目に強く、デッキを回転させるという理由から採用しています。
現環境のほとんどすべてのデッキに対して言えるのですが、「キーカード」を引かないと勝利が難しいです。
(例えば式神ならクオン、自然ドラゴンならヴァイディ、妖怪なら酒呑童子…といった具合です。)
僕は圧倒的に引きが弱く、「百鬼夜行」と「火車」だけではデッキが応えてくれなかったので採用しています。
2コス1/2というスタッツが弱いように思うかもしれませんが、体力が2点あるので正直そこまで苦にならないです。(「マミーコック)の部分で後述。)
一応、ギンセツやニコラと組み合わせてトートの起動も狙えますがこのデッキでは重要視していません。
以上が2コス帯の採用理由です。今回「スカルクレイン」については省きます。
その他特徴的な構築カードについて
その他、僕の構築で特徴的なカードで解説が必要なマミーコックと、採用枚数を減らしたヘリオ・シノブについて触れておきます。
マミーコック…2枚
使っている人は少ないと思いますが、回復・デッキ圧縮・ケツデカスタッツの3つの役割を果たしてくれる良カードです。
まず僕の理解では回復というのは以下の通り。
4点回復=不利な状況下でギンセツまでつなぐ延命策
ネクロの負け筋としてギンセツまでつながらずに押し切られてしまう…というものがあります。
逆に言えばギンセツを上手く着地することができれば回復しつつ盤面を制圧したり顔を詰めたりして十分に逆転が可能。
「永遠の誓い」を切れていなければギンセツは9ターンまで待たないといけないので、不利な状況をひっくり返すにはそこまで延命する必要があります。
他に回復できるカードや処理札があればいいですが、これ以上のカードが見つかりませんでした。
基本的にネクロの回復はセレスくらいしかないので相手もその想定で動きますが、その意表をつけるという点でもアリなカードだと思っています。
また、2/4というケツデカスタッツがカード効果で非常にとりにくいというのも感じます。
ケツデカスタッツ…体力>攻撃力のフォロワー
基本的にシャドバでは2点や3点のダメージを与えるカードが大半で、4点のダメージを出せるカードは少ないですよね。
例えば式神の「小さな優等生・キョウカ」や自然ドラの「猛火のティラノサウルス」などの効果では取れません。
先攻時のアグロプランとして「トート」→「マミーコック」という動きもできるので2枚採用しています。
もちろん、デッキ圧縮という面では「グール」の方が優秀ですが、僕の構築では「トート」を2枚採用しているということもあり、1枚ドローできれば十分。このためマミーコックを優先しています。
シノブとヘリオを減らした理由について
2枚とも強いですが3枚積みは「かさばる」というのが採用枚数を減らした大きな理由です。
シノブは4コス、ヘリオは3コスなので他のカードと組み合わせて使用することが難しいです。
特に酒呑童子起動後は疾走で顔を詰めていきたいので、走らないシノブの価値が下がります。
ここら辺は感覚的かもしれませんが2枚でも十分他のカードで闘えるという印象です。
あぶどぅる式妖怪ネクロの回し方
次に、デッキの回し方についてです。
あぶどぅる式妖怪ネクロでの勝利パターンは大きく分けて次の3通り。もしくはこれらの複合になります。
①酒呑童子からの疾走で顔面を削り切る
②アグロの動きでフィニッシュまで持ち込む
③「禁絶の一撃」の10点バーンで勝つ
※ここら辺は妖怪ネクロの基本的な動きなので、「もうわかってるよ」って方は飛ばしてくれても結構です。
①酒呑童子→疾走
これが1番基本の勝利プランです。
基本的に妖怪ネクロの勝利プランは①を目指します。
酒呑童子に進化を切り、効果でフォロワーを疾走させていきます。
序盤は「百鬼夜行」「火車」「トート」などのカードをプレイして酒呑童子を引き込むようにしましょう。
酒呑童子の進化後気をつけたいのは、攻撃と防御のバランスをうまくとるということ。
疾走で顔面を詰めるのは優先事項ですが、無理に2点を毎ターン飛ばすよりしっかり処理をしてまとめて4~5点通した方がいい面もあります。
例えば、次のターンにミヤコのUB(ユニオンバースト)が見えているなら、このターンは無理に顔を詰めずに負けない盤面を作り上げ、確実に次で4点を与える…ということです。
「疾走を付与した後は脳死でとにかく投げてればいいンゴ!」
と思っている人が多いですが先のターンまで考えて、ダメージを多く与えられる択はどれなのかを意識するようにしてみてください。
ちなみに酒呑童子は後攻なら4ターン目に進化を切りたいカードですが、先攻時なら6ターン目に2コスフォロワーを合わせてプレイする動きもアリです。無理に5ターン目に切ってもメリットがないときもあります。
②アグロで攻め切る
妖怪ネクロにはアグロプラン=速い展開で削り切るプランが存在します。
注意しないといけないのは、このプランをとるのは対面次第ということ。
むやみやたらとアグロの動きをしてしまうと後が続かずに負けるということもあります。
具体的にはアグロプランをとる相手は式神ウィッチ・自然ドラゴン・アマツエルフなどです。
速い展開を目指す上で重要なのはマリガンで低コストカードをキープしておくということ、コスト通りにフォロワーを展開していくこと、処理をできるだけ相手に押し付けること。
(マリガンについては後述します。)
注意点としては後攻をとってしまった場合は中速プラン(アグロの動きをしながら状況によって①のプランなど後半も見据える)に切り替えることも多いです。
アグロ=考えないということではないので、その点は慣れが必要です。
一方、アグロプランを明確にとっていけない相手はコントロールエルフや妖怪ネクロミラーです。
コントロールエルフに関しては回復カードが豊富で、序盤に展開しても「アリアの旋風」などの処理札で返されてしまうことも多いため、①もしくは③のプランを狙います。
妖怪ネクロミラーに関してもアグロプランはとらない方が賢明です。
序盤で展開してもセレスや酒呑童子などで優位に立たれてしまうということは多々あり、ジリ貧になって負けるという流れが多いです。
このように、対面によってアグロをとるかとらないかをまず決める→マリガンを考えるようにしてください。
③「禁絶の一撃」で勝つ
あぶどぅる式ネクロのサブプランです。
あくまでサブなのでそこまで多くはないですが、ミラーやコントロールエルフに対してはこのプランで勝つことがあります。
特にコントロールエルフに対しては5コスで最大10点を与えられ、疾走と併せれば更なる高火力を出して回復するスキを与えないというメリットがあります。
他のデッキに対しても常に4点、ネクロマンス20で10点ダメージを与えることができるため「最後の一押し」として活躍する面が多いです。
また、実際にこのカードを切らなくてもプレッシャーを与えることができるので、①の疾走プランの補助として有効だと思っています。
以上をまとめると、僕は①疾走で勝つor②アグロで勝つor③「禁絶の一撃」で勝つor①と③の複合or①と②の複合(中速)で勝つプランを見据えて戦っています。
「ここまで勝ち筋を意識していなかった…」
という方はこれらのプランを意識するだけで変わると思うので、参考にしてみてください。
あぶどぅる式ネクロのマリガン
「マリガン」については無限に悩みます。
そうはいっても構築でそこまで差が出ない以上、手札を整えて勝利プランに持ち込むための第一歩がマリガンです。
結論を言ってしまえば、
対面次第でいくらでも変わるのがマリガン
なのですが、そうは言っても困るのでここではおおよそどのプランでも共通のマリガンと、特定のデッキに対して行うマリガンをまとめてみます。
共通マリガン
先攻時単キープ:「百鬼夜行」・「トート」・「火車」・「セレス」・「酒呑童子」
上記に合わせてセットキープ:「2コスフォロワー」・「ヘリオ」・「ギンセツ(優先度低)」
先ほども述べた通り、基本的には酒呑童子→疾走を目指すため、酒呑童子とサーチカードを優先的に探しに行きます。
ただ、先攻時は5ターン目のセレスが強いため、酒呑童子よりも優先させる場合があります。(わざわざ初手で引いた酒呑を返すほどではない)
2コスフォロワーに関しては12枚入っているので無理にキープしなくても引ける可能性は高いです。
また、2コスの優先順位は僕の中では以下の通り。
「トート」>「2コス2/2」>「2コス2/1」>「2コス1/1」
特に、対式神の序盤では「マジックミサイル」でとられてしまう2コス2/1の「雪女」の価値が低いです。
また、後半にクオンを展開されたときに「雪女」を切って相手の動きをロックするという動きに使用したいため、初手では返した方がいいという面もあります。
上記の理由のためスタッツが2のフォロワーを優先したいです。
ヘリオは火車が見えているときは返してOK。他に3コスがなければキープという感じです。
ギンセツに関してはネクロミラーやロイヤル相手ならキープします。(後述)
後攻時単キープ:「百鬼夜行」・「トート」・「悪意の憑依」・「火車」・「酒呑童子」
上記とセットキープ:「2コスフォロワー」・「ヘリオ」・「ギンセツ(優先度低)」
あんまり先攻と変わらないです。
といっても「悪意の憑依」は対面次第(例えば式神ウィッチなど)では返していいカードだと思います。
後攻ではできるだけ4酒呑を決めたいので、マリガン後の動きも意識することが大事です。
アグロプラン(対式神・自然ドラ)のマリガン
先攻・後攻単キープ:「ミヤコ」・「百鬼夜行」・「2コスフォロワー」・「火車」・「酒呑童子」
上記とセットキープ:「ヘリオ」(「火車」の方が優先)・「マミーコック」(「トート」とセットキープ)
アグロプランでは若干マリガンの優先順位が入れ替わります。
優先したいのは「ミヤコ」と「2コスフォロワー」で序盤からガンガン展開して相手の顔を殴っていきます。
「セレス」をキープするより、序盤で攻められるカードの方がいいですね。
ここで意識したいのは「コスト順にプレイできるようにする」ということ。
良い例:「ミヤコ」・「スカルクレイン」・「火車」
ダメな例:「ミヤコ」・「スカルクレイン」・「スカルクレイン」
上記のように、1コス・2コス・3コス…とプレイできるのが理想。
2コスを2枚キープしてしまうと、腐る可能性も高くなるのでやめましょう。
エルフ・ロイヤルへのマリガン
基本は「共通マリガン」と一緒ですが、潜伏ロイヤルやアマツエルフを見てギンセツの優先度を上げています。
ギンセツを単キープする理由としては、5コスアクセラで3面守護を張り防御するのが有効だからです。
(じゃないと強化+二刀流や最速アマツであっけなく終わることがあります…)
まとめとひとこと
今回はあぶどぅる式ネクロの構築の意図、3つの勝利プラン・マリガンについて紹介しました。
妖怪ネクロを使用する際の注意点やテクニック的な部分も入れようかと思ったのですが、内容が乱雑になるかと思い今回は省略しています。
現環境は良い環境か悪い環境かと言われたら、僕は「かなり良い環境」だと答えます。
カードパワーが全体的に上がっているのは否めないですが、前環境と比べてプレイヤーの腕が重視される環境にシフトしているからです。
一方で、初心者~中級者の方は「環境デッキを使っているのに勝てない」という悩みを抱えている方も多いかもしれませんが、これこそプレイングの巧拙が如実に出ていることの証明なのではないかと感じます。
…と偉そうなことを言っても、僕よりもうまいプレイヤーはキリがないほどいて、いつも勉強不足だなと感じる日々。
RAGEも近くなってきましたが、勝って笑えるように一緒にプレイングを磨いていきましょう。