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超年下シェフの反則技な意地悪メニュー

断じて
制服フェチではないと
思ってましたが

刺さりました
ブッ刺さりました

コックコート。

会う時は
黒めのシンプルな姿しか
見てこなかったし
寂しい時のためにと
ねだって
もらえたシャツも黒
だから
そんなイメージだったのに

ここ数日
満月が迫るうえに排卵が近くて
気持ちがすぐにたかぶり
感情に揺り動かされて
理性が危うくなることが多く
文字のやり取りでさえ
途中で切り上げてしまっていた

そんな中
職場の勤務調整で
聞いていた休みの日が変わり
会う時間が変わってしまうと
謝られる

私は彼よりもっと大人だから
事情もわかるし
それを責める気は起きない
私にだって起こりうること

そこは問題なかったけど
一週間前のシフト変更は
ギリギリで休みが潰れる危険を
十分に示唆する
そして
たいてい割りを食うのは
独身の、若い男性だ

一気に考えが走ってしまい
楽しい予定が消滅してしまう!と
気持ちが焦った
うまく話せなかった
ちょうどいい言葉を
選んで話さないといけないのに
胸が詰まって
大丈夫よーしか出ない

ホントに大丈夫?と
何度も何度も聞き返されて
いや、本当は残念だ
と絞り出す

できたら自分の感情は
伝えるべきではなかった
彼に非はないのに
謝らせることになる

その仕事が好きな人に
仕事のことで謝らせるのは
心が痛い
それなら自分が我慢して
感情を調整すればいいだけなのに
甘えてしまった
超年下の男の子に
駄々をこねるような事を
呟いてしまった

慌てて
なぜ残念なのかを補足する
ここでまた失敗
結論に至る
最後の一文しか伝えなかったのだ

休み自体が消えるのが怖くて。

相手からすると
かなり跳躍した話が返ってきて
面食らったと思う
だから彼なりに推論したんだと思う
少し間をおいて
聞こえた返事はシンプルだった
それはないよ

うん

そこから会話を再開したけど
まだ私が難しい状態なんだと
感じている彼は
信用してもらおうと
いつもは開かないカメラを開いた

ほんの一瞬
ちらっと開けた画面を見て

息をのんだ

瞬きできないくらい
惹き込まれた

白いコックコート
襟元を内たたみして
ラフな感じ
幼いけど落ち着いてる表情

私の中で
構築し続けていた
オムツおもらしさせるの
大好きな男の子は

社会の中では
中堅もしくはそれ以上の
頼られる男性だったことを

いまさらながら知る

ときめく?
そう
シンプルにかっこいい
長年纏い続けることで出る
こなれた雰囲気も
色気として映る

知らない一面が
想像とは違う形で
私の目の前に現れた
そしてその人は
今私を相手している

ドキドキしすぎていることを
悟られたくなくて
照れ隠しで
テンション高めに、軽めに
カッコいいを連発した

私が見えてないから言えた

スマホの裏側では
ときめきで戸惑って
目線が泳いで
耳まで赤くなっている
私がいた事は知られてない

彼の中で私は
気持ちを丸ままぶつけない
わきまえて落ち着いた
大人の人のはずだから
こんなところは見せたくない
みたら多分
エってなるだろうし

今まで会話して
なんとなく見えてきた
彼の求める私像から逸脱する
内に籠る人見知り
の私は
できれば最後のその日まで
上手く隠したい
いい部分の私だけ
見せられたらいいなと
頑張っている

ただ
私を性的に好ましいと思う男性は
往々にして意地悪だ
その出し方が
直接的なのか
理知的なのか
父性的なのか
甘くソフトなのか
そこだけが違うのを
経験上痛感している

今だけかもしれないけど
彼の意地悪は静的に甘い
普段は

ぽこさんのエッチ(。>﹏<。)

この一文がよく返される
顔文字が
困惑している事を示してないのを
切に願うけど
ここが最高レベルの
文字での感想
多分ノーマルの人のほうが
もっとドギツく追い詰めると思う

さっきの姿で完全に入った私が
低くて硬めの響く声に勝手に発情し
それを伝えず隠したまま
声イキしてしまおうとすると
即刻感知して
囁き声に変わり

俺の声でイクの?
いっていいよ
まだイキつづけてるの?
エッチだね、ぽこさん
かわいいね

さらに今は
誰もいないオフィスで
キーボードを打つ音が聞こえるから
あのコックコートで
事務仕事をしながら
伝えていることも知っている

とても静かで
マイルドに甘い
おもらしオムツフェチの責め手さん

反則です
そんなフルコース出されたら
ひたすらイクしかできないです

今日からは
あの声に
コックコートではにかむ姿が
重なり
私の別にある
制服フェチもくすぐられながら
ハマらないよう
沼らないよう
自制心を最大に引き上げて
静かにひとり
声イキをするんだと思います

この日記は変態すぎて
見られたら憤死するので
ランチタイムの
絶対見てないであろう時間だけ
オープンにして
2時には閉じます

あとは
彼の知らないnoteに移して
Xには載せて何度も反芻する予定です
だって
この意地悪メニューは
一生に一度の御馳走なんだもん…


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