2.これだけは押さえたい！問診チェック項目

✅はじめに

PTスキルアップノートのともです。
今回は臨床に出てよく言われる問診の重要性。
みんな口を揃えて重要と言うけど「何が重要か」
「何を聞けばいいか」初めはわからないと思います。

そこで今回は「問診内容と何故それを聞くのか」を
まとめていきたいと思います。

✅内容

・痛みの部位、性質
・増悪動作/軽減動作
・日内変動/夜間痛
・既往歴
・現病歴
順序も意識しましょう。

✅痛みの部位、性質

なぜ聞くのか
・痛みの組織の予測


・痛みの組織の予測

まずは組織の予測です。
同じ診断名、同じ痛みであっても痛みの場所は
異なります。
なので痛みの場所をもとに解剖学と照らし合わせて
組織を予測していきましょう。
例
・ワンフィンガーサイン
・パルマーサイン

痛みの性質を聞く事で大まかな病歴との関係性を見る事ができます。
例
・感じ方(ズキズキ/ジーン/つっぱる/ピリピリなど)
・表在/深部
・鋭い痛み/鈍い痛み
・持続的な痛み/間欠的な痛み

組織によって表現は異なります。
ズキズキ:炎症時、張るような深部の痛み:筋性　など
鋭い/鈍い、持続的/間欠的などは炎症時、非炎症時
でも大きく異なります。