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私の妊活_言霊

こんにちは、kurumiです。
人の心が身体に及ぼす影響は、もしかすれば私たちが想像するより、かなり大きなモノなのかもしれません。今日はそんな出来事について綴りたいと思います。


前向きな気持ち

以前『私が支えられた意見や言葉』に綴った決断をきっかけに、それまで内に向いていた気持ちが外に向かうようになりました。

友人と大好きな韓国料理を食べながらK-POPアイドルや美容の話をしたり、それこそ妊活における今の心境や気持ちを包み隠さず話しました。
再就職の為の活動は一度辞めて自分の身体の状況を優先して妊活に集中すること、また自身の卵巣状態が良くないことに加え、最初から確率が高い体外受精にトライすることなど。

口に出して夫以外の人に伝えることで、改めて自分の選択に向き合うと同時に、治療自体が痛い(つらい)のかな…など物理的な不安も抱えたため、友人に『次の生理が来たら体外受精にトライするのだけど、このまま生理が来なければいいな…』等と弱音混じりの僅かな願いを呟いたりもしました。

楽しいことを詰め込んで

次の生理が来たら本格的に不妊治療がはじまるため、大好きな飲酒もできなくなる。またキックボクシングも辞めなければならないと考えた際に、とりあえず次の生理予定日までは、友だちと飲んで遊んでを楽しむぞ!といった心意気で過ごしました。
この辺りから、友人に不妊治療の話をすることにも抵抗がなくなったような気がします。

募る想い

生理予定日の前日まで、とことんお酒を飲んで笑う日々を過ごした私は『よし!今日から数日内には生理がくるから、とにかく体外受精頑張るぞ!』と意気込み、生理がきたら病院の予約を忘れないようにメモを毎日見て過ごしました。

そして生理予定日から3日過ぎ4日・5日と過ぎて行くにつれて『あれ?これってもしかして』と期待する日が続きました。市販の妊娠検査薬は生理予定日の1週間後でないと反応しない為、不安と期待を抱えて過ごす日々。

身体の状態としては、いつもと同じ生理前の鈍痛、そしていつもより強めの胸の張り・乳首の擦れへの敏感さがありました。また夜中トイレに行くため中途覚醒する日が続いたことが、普段と異なる点でした。

線が出た

妊娠していたら妊娠5週目にあたる日。
生理予定日からちょうど1週間。朝目覚めてすぐにトイレへ向かい、妊娠検査薬で検査を開始しました。

待つこと1分。
線が…出た。
陽性反応。

嬉しさのあまり手も洗わず夫の元へ向かい飛び跳ねて喜びました。
それと同時にリスクへの自己防衛的思考からか、陽性反応が出たからといって子宮外妊娠の可能性もある…と途端にマイナス思考が頭を過りました。
そんな時でも夫は『やったね!大丈夫だから心配いらない!僕らは運が良いから』という前向きな言葉をかけてくれました。

確定検査

妊娠していたら6週0日にあたる日。
市販の妊娠検査薬で検査後、確定診断には更に1週間明けた後の検査となります。不安を抱えたまま考えすぎるのも良くないと自分に言い聞かせて、普段ならやらない夫の趣味のゲームを始めたりしました。思いの外ハマってしまい1週間はすぐ経過し検査予約日が来ました。

不妊治療院での診断結果
『赤ちゃんいますね!自然妊娠です』

身体の変化として、とにかく眠い日が続く1週間だったため、これが妊娠初期症状だったのだと腹落ちしながら、経膣超音波検査で映し出される黒い袋の中の小さな白い点を眺めていました。

先生『胎嚢の中のこの白い粒。ここが少し波打っているようなものが、もしかすれば心拍かもしれません。ただ今はまだ小さ過ぎて判断できない為10日(7週目中頃〜後半)頃にまた検査しましょう。』

またドキドキな日々が続くのか…これでは心臓がもたないと思いながら、奇跡という言葉を感じずにはいられず、一人で小さくガッツポーズをしました。
妊娠初期の心拍確認がまずは最初のステップのようなので赤ちゃんが無事でいることを願うばかりでしたが、まずは赤ちゃんが自分の元に来てくれた幸せを噛み締めました。


以上。弱音混じりの願いが叶った私の言霊体験でした。
決断からの気持ちの切り替え・行動・言葉が自分の中で大きく影響したのではと考えさせられる経験でした。
私の場合は、決断と運が重なって奇跡が起きたのかもしれません。一概にいえる話ではありませんが、こんな体験もあるんだ…の一例として、参考になれば幸いです。では。


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