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トゥルーノードとミーンノードの違い

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占星術を学んでいると、「ノード」という言葉を耳にする機会があると思います。
特に「トゥルーノード(真のノード)」と「ミーンノード(平均ノード)」という言葉が出てきて、混乱してしまう方もいるかもしれません。

この2つのノードの違いをわかりやすく解説し、占星術におけるノードの役割についてもご紹介します。

ノードとは?

ノードとは、月の軌道と太陽の軌道(地球から見た見かけ上の軌道)が交差する点、つまり「交点」を指します。
この交点には、「ノースノード(ドラゴンヘッド)」と「サウスノード(ドラゴンテイル)」の2つがあり、それぞれが示す意味合いが異なります。

  •  ノースノード(ドラゴンヘッド): 今世で向かうべき方向、学ぶべきこと、成長の機会、幸運の源などを示します。

  •  サウスノード(ドラゴンテイル): 過去世から持ち越してきた傾向、才能、克服すべき課題、手放すべきものなどを示します。

ノードは、過去と未来を結ぶ軸として解釈され、魂の進化や人生の方向性、カルマ的なテーマなどを示すとされています。

トゥルーノードとミーンノードの違い

ノードには「トゥルーノード」と「ミーンノード」の2種類があり、計算方法に違いがあります。

  • ミーンノード(平均ノード)

  • 月の軌道を平均化して計算した交点です。

  • 比較的単純な計算で求められます。

  • 占星術の初期から使われてきた伝統的な方法です。

  • 動きが比較的滑らかです。

  • トゥルーノード(真のノード)

  • 月の実際の軌道に基づいて、より正確に計算された交点です。

  • 月の軌道の変動(摂動)を考慮に入れているため、計算が複雑になります。

  • ミーンノードに比べて、わずかながら動きが不規則になります(前後に揺れるような動きをします)。

つまり、ミーンノード平均的な月の動きに基づいており、
トゥルーノード実際の月の動きに基づいて計算されているため、より正確な位置を示すと言えます。
占星術での使用どちらのノードを使用するかは、占星術家や占星術の流派によって異なります。
伝統的な占星術では、ミーンノードが一般的に使用されてきました。
現代の占星術では、より正確なトゥルーノードを使用する傾向があります。ホロスコープ上での位置はわずかに異なりますが、特にノードが星座の境界付近にある場合、使用するノードの種類によって星座が変わってしまうことがあります。
これは解釈に大きな影響を与えるため、注意が必要です。

下記が自身のネイタルですが、ドラゴンヘッドの星座は蠍座で変わらないのですが、トゥルーノードでは蠍座3度、ミーンノードでは蠍座2度となり1度差でハウスも変わらず3ハウスですが、この1度でハウスを超えたり
星座が変わってしまうと体感も変わってきてしまうのでトゥルーノードで出すほうが良さそうですが、サビアンシンボルも下記のように変わってくるので、そこはシンボルの意味から自身の肌感を信じてみてみるといいかもです。

トゥルーノード 蠍座3度
祈祷の儀式のために火のついたキャンドルを運ぶ若者
ミーンノード 蠍座2度
隣人たちが協力する小さな村の棟上げ式

どちらを使うべき?

どちらのノードを使うべきかという明確な答えはありません。
重要なのは、使用するノードの種類を明確にして、一貫性を持って解釈することです。
現代占星術では、より正確なトゥルーノードを使用する傾向があることを覚えておくと良いでしょう。

まとめ

 ミーンノード: 平均的な月の軌道に基づく、伝統的な計算方法。比較的シンプルな計算。
トゥルーノード: 実際の月の軌道に基づく、より正確な計算方法。複雑な計算。

どちらを使うにしても、ノードは過去と未来を結びつけ、魂の進化や人生の方向性を示す重要なポイントであるという点は変わりません。
自分に合った方法を選び、ノードの示すメッセージを深く読み解いてみてください。
トゥルーノードとミーンノードの違いを理解する上で役立てば幸いです。


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