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【第1回】ベルセティアから紐解くワーフリ考察

 みなさんこんにちは!ABCいであです!
本記事ではベルセティアについてのあれこれを考察していきます...!
(ベルセティアを含む色々なキャラエピや、イベントストーリーのネタバレを含みます!注意してください!)

追記 4周年ライトの実装…ワーフリラストエピソードにてベルセティアの過去が掘り下げられるとのことで急遽完成させた記事になっています…!そのためだいぶ適当になっていますが…ご愛嬌ということで…許してください…

私自身こういった記事を書いたことがなく…初めての挑戦になるので、拙い部分もありますが是非!最後まで読んでいってください〜!


1.そもそもベルセティアって誰?

 ベルセティアについて考察をするにあたって、彼女のことをよく理解しておかないといけません。ベルセティアには恒常、水着、正月の3体が実装されています(11月29日時点)。ひとまずそれぞれのキャラクター説明文章(ステータス画面の1番下にある文章)を確認してみましょう。

恒常ベルセティア

世界の狭間に潜んでいた、黒衣の魔女。
かつては勇者ライトと敵対関係にあったというが、現在はステラとアルクに底の見えない愛を向けている。

わーすく様より

水着ベルセティア

異世界への跳躍という理外の力を操る魔女。かつて勇者ライトと死闘を演じたその怪物は、置いていかれた事に少し傷ついていた……。

わーすく様より

正月ベルセティア

かつて勇者ライトと殺し合いを演じた、人類の敵。ワの国の衣装に着替え更に蠱惑的になってゆく魔女は、またもや、はしゃいでいた。

わーすく様より

  正直なところ、この文章を読んだところでベルセティアについてはイマイチわからないと思います…なので次の「2.彼女の誕生から現在まで」を読んでいただきたいです!

 …え?何のために3人分の説明文章を用意したんだって?
そりゃあキャラエピ呼んでもらうためだよ!!

気になったそこの君!(この記事を読み終わってから)すぐにキャラエピを読むんだ!

2.彼女の誕生から現在まで

 ベルセティアの歴史は色々なところで、小さな情報から大きなエピソードまで描かれています。この2章では、そんなバラバラになった彼女のあれこれをまとめていきたいと思います。

 2-1  誕生と歴史から消された事実

 ベルセティアは元々"ルセルティア"という名前でこの世に生まれてきました。以下は星見の図鑑ルセルティアのページより引用したものです。

かつてのストラトス王家の王族として生まれた女性。

後の時代に王として即位した賢王イデアの姉にあたる
天体観測と読書を好んだ才女であり
当時の勇者ルースに神託を受け自らも同行した旅の果てに
命を落としたと伝えられる悲劇の王女。

星見の図鑑"ルセルティア"より

 実は…ルセルティアさんの本名は"ルセルティア・ストラトス"だったんですねぇ…
 (賢王イデアについては語りたいことが沢山あるので、別の記事を書こうかなぁ、なんて思ったりしています)
 そしてルセルティアさんは当時の勇者ルースと一緒に冒険に出て、命を落としてしまった…これは事実とは異なる歴史です。真実についても合わせて、星見の図鑑に記載があります。

しかし、その真相は異なる。
勇者の使命から魔族の虐殺をも辞さぬルースと
それ以外の手段を講じようと反対した
ルセルティアの関係は決裂し
やがて決定的な対決にまで及んでしまう。

勇者の剣に貫かれ魔界の深淵へと落ちた
ルセルティアは、その名誉を守るため
魔族との戦いの中で命を落としたとされた。

人類の敵、狭間の魔女ベルセティアの登場は
それから後の時代の事である。

星見の図鑑"ルセルティア"より

 魔族にやられてしまったルセルティア…だったはずでしたが、実際は勇者ルースにやられてしまっていたようです。ここで思い出していただきたいのは「11章 決意のさきばしの7-1"剣と龍の呪い"」にて、アルクが廃棄龍を破星剣で貫こうとした時のこと…

11章 決意のさきばし 7-1より

 多分、勇者ルースも魔族達を殺したくて殺していたわけではないと私は思います。民の願い、そして勇者の呪いがルースをこうしてしまったとだろう…と。惜しくもルセルティアはその呪いを解くことができなかったんでしょうね。

 (補足&考察:この時点では、クエットの使う力と同じような、いわゆる"狭間"の力は使えなかったと考えられます)

 2-2  深淵に落ちた女

 勇者ルースに貫かれてから、魔界の深淵に落ちてしまったルセルティア。そもそも深淵ってなんなんでしょうか?星見の図鑑から抜粋すると…

①破槍根の地下深くに或る冥府の底
②魔王の力と不死の源が存在
③エクセリオ城地下にあったワールドフリッパーも此処にある
④深淵が繋がる先は星の女神も上位者も認識できない完全な異界
⑤世界が融合を重ねた時に発生する特異点

…らしいです。難しいことが書いてありますねぇ…

ひとまずここで大事なのは"なんかやばい所にルセルティアは瀕死の状態で落ちちゃった!"ってことです!

 その後ルセルティアからベルセティアに名前を変えて、人類の敵と呼ばれる様になった理由は不明です…

 ベルセティアに名前を変えてからの魔族との関わりは、エデュケウスのキャラエピにて、しっかり描かれています。

エデュケウス キャラエピ 呪いの降誕より

魔族に本を送るくらい仲良くなってる〜!?
名前も周知されてる〜!?!?
 
この状況から察するに、深淵に落ちてからベルセティアを名乗るまでの間に、何かしらの"アクション"があるはずなんです。
 一応名前についての言及は「歩め、闇の夢人達よ。"きっと、これからの記憶"」にあります。

歩め、闇の夢人達よ。"きっと、これからの記憶"より

 このセリフから察するにルセルティアとベルセティアは完全な別人、というわけではなさそうです。
 では名前が変わった同一人物は他に誰がいるでしょうか...?

 正解は…アルクですね!

 2-3  ルセルティアからベルセティアへ

 名前が変わった同一人物としてアルクが挙げられます。メインストーリーを読んだ方ならご存知の通り、我らが主人公アルクは元々"凪原アユム"という名前でした。
 アユムが名前及び記憶を失い、アルクになったタイミング…それは星見の図鑑に、端的に描かれています。

渋谷が光に包まれ、世界から削られた日。
凪原アユムという存在は光の奔流に呑まれ
狭間の中に溶けていった。

狭間の中、アユムの影は
重力に囚われたように街の周囲を漂っていたが
やがて、大きな断片に分かれた。

星見の図鑑"凪原アユム"より

 こうしてアユムはアルクになったわけです。ここで注目していただきたいポイントは2つ。

 1つ目は深淵から戻って来れる条件です。深淵から戻って来れた描写がわかりやすく、明確にあるのは凪原ナオです。深淵に呑まれてもなお、アルクの力を借りて戻ってくることに成功しました。この時重要だったのは、"自己の確立"と"願い"だった様に感じます。

 自分自身が何者である、何者かでありたいと強く願う事。ナオの場合は兄であるアルクの言葉によりアユムの妹である!と証明してみせました。

10章 終局の原始 10-3より

 ルセルティアが深淵から戻って来れたのにはある"願い"が関係していると考えられます。それがこちら。

水着ベルセティア キャラエピ 天と大地の狭間からより

 自分を殺そうとした張本人である勇者ルースと共に星空の果てまで行きたい…その叶わずとも叶えたいという願い。それから生まれたのが狭間の魔女である、と自分自身で語っています。2つの条件をバッチリ満たしています。

 2つ目はアユムとアルクの性格です。どちらも同じ人物なのにちょっと違う印象を受けませんでしたか?
 2人とも根幹部分は変わっていませんが、私はアユムには冷たい印象を、アルクには明るい印象を受けました。
 
 しかし、ルセルティアとベルセティアはどうでしょうか?彼女のことを古くから知っているであろう人達の口からは、驚きの言葉が出てきました。

左 歩め、闇の夢人達よ。"きっと、これからの記憶"
右 粛清者討伐戦 "天蓋都市の反撃"

 過去のベルセティアを知る人物で、現在のベルセティアに会った人は口を揃えて"変わらない"と言っているんです。あえて変わらない、と言わせているとしか考えられません…

 つまりまとめると、本来深淵に触れた人間は人格すらもぐちゃぐちゃになってしまう。しかしルセルティア及びベルセティアは何故か"変わらない"となるわけですね…
 この深淵に触れても"変わらなかった”理由として決定的なものはありません。
 強いて言うなら…深淵はブラックホールのようなものであり、いわゆる"ウラシマ効果"が発生します。星見の図鑑に書かれている内容を簡潔なまとめると、深淵に落ちると"時間が歪む"ってこと…らしいです。その影響で容姿等の時間が止まっている…と考えることもできますね。(アルクの容姿が変わった事が反例として挙げられるため、詳しいことは不明…雑考察!)

 (補足:この深淵に触れたタイミングで"狭間"の力が使えるようになったと思われる。理由は渋谷の能力者と同じ)

 2-4  ベルセティアと魔族

 ベルセティアと魔族の関わりについては、残念ながら情報が少なすぎます…わかっている事といえば、まだ幼いエデュケウスに本を送っていたことと、エデュケウスが魔王に対抗するために力を貸したこと、くらいしかありません。なのでここからは私の想像になります。

 深淵に落ちたルセルティアは自己の崩壊が始まります。しかし、恋焦がれていた勇者と叶えたかった"願い"の力によりなんとか自分を存在させることに成功(この時名前がベルセティアに変わる)。その後行く当てがないベルセティアに手を差し伸べたのがオーグ。オーグもベルセティアも共に戦いのない世界を目指していた。意気投合する2人。助けてもらったお礼にベルセティアは彼に本を送る様になった。

 こんな感じのエピソードだったらいいなぁ…!!!!

 …取り乱しました。ベルセティアと魔族に関する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、私に教えてください。お待ちしています。

 2-5  暗躍

 ここで話す内容は明確なエピソードが存在しているわけではありません。ですが、ベルセティア以外のキャラエピなどから補完して、まとめていきます。
 人間界では"魔族に寝返った裏切り者"として扱われていたベルセティアでしたが、実際のところは世界のシステム(ワールドフリッパーの存在や勇者の転生など)を理解し、世界を変えようと活躍していました。それは正月ベルセティアのキャラエピにて描かれています。

左 正月ベルセティア キャラエピ 大気圏、交わってより
右 正月ベルセティア キャラエピ 因縁の戦いより

 ベルセティアの言う"ずっと、ずっと前"がいつ頃の事なのかはわかりませんが、おそらく魔界に落ちて、深淵に触れてから活動を始めたと考えるのが無難でしょう。
 ベルセティア視点で言えば、星の女神こそが勇者を生み出した存在であり、星の女神さえ存在しなければ凄惨な事件は起きなかった…こう考えると、次の出来事にも納得がいきます。

 ちなみに…暗躍の最中になんらかの事情で"魔族との縁が切れてしまった"とベルセティアが語っています。(ベルセティア キャラエピ 狭間の魔女にて)
 本当に何があったんだ…わからない…

 2-6  アルク達との出会い

 アルク達との出会いは恒常ベルセティアのキャラエピにて描かれています。ざっくり内容を説明すると、ワールドフリッパーでの転移の最中に事故が発生し、目的地とは違うところに降り立ってしまったステラ。そこでベルセティアと出逢います。

ベルセティア キャラエピ 狭間の魔女より

 なんと!ステラを殺そうとしたんです!!ですがベルセティアの知っているステラと違ったらしく…突然、態度を変えてしまいました。ここで重要になるポイントは3つ。
 ①ステラを殺そうとしたこと
 ②ステラを殺すのをやめたこと
 ③ステラを知っていたこと
 
 ①については前述した通り、星の女神こそが全ての原因であるため、で説明がつきます。画像のシーンの前にベルセティアは「ああ、遂に来てしまったのね」と言っています。つまり、ベルセティア的には、この自分しか存在していない世界にステラが来る事はイレギュラーではなく、むしろ当然の事であった、と読み取る事ができます。
 これはステラ(星の女神)の使命である"世界が混ざり合う事を防ぐ"ことを知っていた。だからこそ世界を新たに作り出し、自由に世界を渡れるベルセティア自身、自分はいつか始末されると分かっていたと考えられます。
 ②のステラを殺すのをやめた理由は、ステラが記憶喪失(星の女神としての機能を失っている)と分かったからです。ベルセティアは「あなた、ステラなのよね?」と疑っていました。それは先程話したように、ステラが自分の事を抹消しに来ると思っていたのに、突然自己紹介を始め、友好的に接してきた事に対して拍子抜けしたからだと考えられます。
 ③のステラを知っていた事は今まで話してきた"暗躍"によって、世界の仕組みを理解していたことを裏付ける決定的な証拠になっていますね…流石ベルセティアだ…

 2-7 出会いから—

 アルクたちと出会ってからはちょこちょこイベントエピソードなどで出てくる程度の活躍…となっています。勇者や龍についての事を熟知した上で、アルクのことを傍観…時に手助けするという選択をしたのでしょう。ワールドフリッパー世界では希少な、世界について理解していた人物であると言えるベルセティア…世界を理解していたからこそ自分1人の力では世界を変えられないと感じ、アルク達に"願い"を託したのでしょう。

3,まとめ

 ベルセティア及びルセルティアの事について、私の妄想を挟みつつ、まとめてみました!正しくない情報等が含まれているかもしれないので鵜呑みにしないようにしてください!
 また4周年にて…ベルセティアとライトの過去が掘り下げられることが確定しました!そのためベルセティアの過去の答えが出ます!とても楽しみです!!
 最後に、本当はもう少しゆっくりまとめていく予定でしたが、4周年またワーフリ完結に伴い急遽完成させました。ただでさえ挑戦したことのないことなのに…急いで完成させたため拙い記事でしたが、楽しんでいただけたなら幸いです!
 それでは!最後までワーフリ楽しみましょう!ありがとうございました!!

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