人間界の情勢(前回のあらすじ)




世界の情勢


人間界は、2つの世界に分類されている。

科学技術の発展した明白領域と、
       魔法で支配される暗黒領域。

前者は魔法を、後者は科学を放棄していた。
その2つを分断するように広がるのが死領域と言われる地帯である。
日付変更線付近に沿って広がるのその領域は、失踪者が後をたたず、魔界と通ずる場所だと考えられていた。


現に、死領域の一ヶ所から、人間が入り込める空間の歪みがあった。
魔界の扉である。

そこへ3か国が入り込もうとしていた。

明白領域にあるアクア公国とベータ軍国、
暗黒領域にあるメイデン帝国である。
公国と帝国は、死領域を隔てて同盟を結びながらも別行動をし、
2か国の敵、ベータ軍国も、単独で行動をし、
それぞれが魔界への旅を臨んでいた、、、。


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