音楽紹介③ アシッドフォーク
アシッドフォーク(Acid Folk)またはサイケデリックフォーク(Psychedelic Folk)、フリークフォーク(Freak Folk)、ネオフォーク(NeoFolk)は土着の民謡音楽がウディ・ガスリーなどのミュージシャンがプロテストソング含めポピュラーミュージックとなったフォークミュージックが60年代以降LSDの流行によりドラッグカルチャーや東洋思想、原点回帰的思想、黒魔術、アフリカ民族文化などの土着文化に影響を受け派生していったジャンルである。同時代のサイケデリックロックやフォークロックなどのジャンルと類似しているが互いに影響を受けた。またこれらの音楽が日本や韓国、その他の大陸にも広がった。
アシッドフォークの名盤。コーマスはイギリスのプログレッシブフォークのバンド。このアルバムはフォークとサイケデリック音楽が絶妙に混ざってとても幻想的でありつつ不安定的なサウンドを匂わす1枚で聴いてて気持ちがいい。またアートワークもあの有名なキング・クリムゾンを彷彿させる。「The Herald」などは勝手に森で聴いたら最高に気持ちいいだろうなって思ってる、、。
ティラノザウルス・レックス名義のファーストアルバム。グラムロックで知られるマーク・ボランだが初期はアシッドフォークだった。初めて聴いた時はそれまでグラムロックのティーレックスしか知らなかったため驚いた記憶がある。どこか遠くの世界まで連れて行ってくれそうな音はいかにもサイケって感じ。
スコットランド出身ドノヴァンの3作目のアルバム。優雅で時空を超えたような音を持ち、つかの間の休息を与えてくれるような雰囲気を醸し出す。アルバムにはジミーペイジなど著名なアーティストも参加している1枚。落ち着きのない都会に疲れたあなたにどうぞ!
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