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癌の事を調べるようになった理由

はじめまして、アビーです。

見にきていただき、ありがとうございます


正直僕は今まで情報発信をしたり

記事を書いたりの経験が全くありません


そして僕は医療関係者でもありません


今回はそんな僕がなぜ癌の事を調べ

noteで健康情報を発信しようと思ったのか?

その理由やきっかけを簡単に書かせていただきます


始まりは婚約者が乳がんになったからです

本当にショックでした

完全にパニック状態になり担当医に言われるがまま、すぐに治療を始めましたが

二転三転する担当医の説明に、不信感を持つようになったのが

癌を調べるようになったきっかけです


治療前の担当医の説明


乳がんステージは4寄りの3


治療を始める前の担当医の説明はこうでした


  • ステージは、限りなく4に近い3

  • 進行がん

  • 癌の性格は、女性ホルモンが効かない

  • ※Ki67の数値は85.9

  • かなりタチが悪い癌

  • 原発は乳がん

  • 転移箇所は左脇と、首数カ所に散っている

  • 骨や臓器には転移は無し


※Ki67 担当医の説明

細胞の増殖能力を見る検査で

通常の癌の人は数値が20くらい

それが85.9もあります

これはちょっとめちゃくちゃ高いんですよ

かなりタチの悪い癌です 

と言う事でした



担当医の治療方針


  • ※CVポートをつける

  • 抗がん剤で癌を小さくしてから手術をしましょう

  • 分子標的薬ハーセプチンとパージェタを使う

  • 4回抗がん剤を投与した後に検査

  • 検査で癌が小さくなっていたら手術をする

  • 小さくなっていなければ手術は延期

  • その後、別の抗がん剤を4回投与

  • 合計8回の抗がん剤を投与し手術

  • その後2年間、また別の抗がん剤を投与


※CVポート  担当医の説明

これから何回も抗がん剤を投与する事になるので

毎回点滴をすると抗がん剤が漏れてしまう可能性がある

その場合、皮膚が壊死するのでCVポートを入れたい


他にもジーラスタの説明がありました


ジーラスタ  担当医の説明

抗がん剤を投与すると白血球が減少する

48時間後くらいがピークで

白血球が0に近いくらいまで減少する

その白血球を増やす為に打つ注射がジーラスタ


担当医の説明はざっとこんな感じでした


治療や副作用についての質問と回答


こちらの質問は Q  担当医の回答が A


Q、抗がん剤の副作用が怖いのですが?

A、今の抗がん剤は昔の抗がん剤と違って良くなっています
  
  副作用はありませんよ


Q、私の父が肝臓癌でこの病院でお世話になったんです
  
  その時に父が、かなり苦しんだ姿を見たので怖くて
  
  (お父さんはこの病院で亡くなっています)


A,今の抗がん剤は、そんな事になりません
   
  抗がん剤治療をしながら普通にお仕事に行かれる方が多いですよ

  確かに今日来られた僕の患者さんは、1週間くらい吐き気が止まらない  
  
  と言っていましたが、そんな事はあまり無いですね


Q、そうなんですか、どれくらいの確率で副作用は出るのですか?


A、半々ですね


Q、髪の毛はどうなりますか?


A、髪の毛は抜けます


Q、胸はどれくらい切るんですか?


A、抗がん剤の効きによります

  もし抗がん剤がむちゃくちゃ効いた場合は
  
  これくらいの癌なら消えるので
  
  その場合は元々癌があった場所だけを取るという事になります


Q,胸は残せるって事ですか?


A、そうです

  抗がん剤がむちゃくちゃ効けばの話しですけどね

  まあ前にもお話した通り、これくらいの癌なら

  80%の確率で消えると思いますよ


Q、最初の4回の抗がん剤が効いたら

  その抗がん剤を使い続ける事はできないんですか?


A、がん細胞が抗体を持つので
   
  同じ抗がん剤は効かなくなります



治療開始  副作用の始まり


  • ジーラスタによる激痛

  • 脱毛

  • 味覚障害

  • 食欲がなくなる

  • 便秘

  • 爪に線がはいる

  • 両手両足の爪が根本から抜ける

  • 肝臓の数値が上がる

  • 癌が大きくなる

  • 癌痛が始まる

  • 体重の減少

  • 歩行困難

  • むくみ

  • 心臓の肥大


ここまでの抗がん剤の投与回数は2回


見ていて1番つらかったのはジーラスタによる激痛でした

まるで生爪でも剥がされているかのような声で

もがき苦しんでいました

痛みがひどくて「痛い」と言えないのです

呻くだけでした


そんな彼女を見てる時に、ふと???

と疑問に思う事がありました


1回目の抗がん剤が終わってすぐ思ったのが


脱毛でした

(抗がん剤でハゲるのは知ってるけど)

(おかしいな?乳がんやろ?)

(胸に癌があるんやんな?なんでハゲてんねん?)

(髪の毛なんか胸に関係あらへんやん?)


次の???

癌痛でした

(抗がん剤が始まってすぐに痛いて言いだしたな?)

(こんだけ痛いんやったら、何で今まで気がつけへんかってん?)

(癌がこんだけ痛いんやったら、もっと早くわかってたやろ?)

(脇も今まで痛いなんて言うてなかったのに)

(もしかしたら抗がん剤が原因で痛み出てる?)



次の???

癌のステージが上がったことです

1回目の抗がん剤が終わってすぐに

セカンドオピニオンに行ったんです

その後に担当医から

「ステージは4です」と言われました


こちらからは何も聞いてないのに、です


Q、えっ?ステージ4なんですか?


A、はい


Q、ステージは3って言ってましたよね?


A、もうここに来た時から4でした

  はじめから4と言ったら治療を諦めると思って

  3と説明したんです


この辺りから担当医に対しての

不信感が募るようになっていきました



どんどん積み上がっていく???


治療が進むにつれ彼女の身体は担当医の最初の説明とは裏腹にボロボロになっていきました

僕はご飯を作り彼女の家に持って行ったり、毎日百度参りに行き神頼み、そんな事しかできませんでした


僕にできる事は応援して見守るくらいしかない


あとは彼女をしっかりと観察しないと

あとはあの担当医が本当に治せる医者なのか?

を見極めないと そう考えるようになりました


その頃から担当医との会話の録音を何回も聞くようになりました


録音を聞いているとおかしな点に気がつくようになりました


CVポートをつける理由

漏れ出た抗がん剤が皮膚にかかったら壊死する

(皮膚が壊死するような薬を体内に入れて大丈夫なん?)


(抗がん剤の副作用は無いっていうてたよな?)


(副作用が出る確率は50%て言うてたよな?)


(50%の副作用を引くってついてないんかな?)


(抗がん剤をしたら1週間くらいはしんどそうやな?)


(でもそれからは回復してる?)


(どうみても抗がん剤で身体が壊されてるように見える?)


(抗がん剤ってほんまに薬なんかな?)


そんな風に考えるようになったのですが

彼女には言えませんでした


彼女は苦しみながらも

「これだけきついって事は癌が死んでるって事やと思うねん」

「私は癌なんかに負けへんで」

と言いながら頑張っていたからです


それと担当医の

「抗がん剤で80%癌は消えます」

この言葉も僕が彼女に「抗がん剤はおかしい」

言えなかった理由の1つです

先生が消えるって言ってるんですからね

そらぁ言えません


そして最大の理由は

この治療をやめたら他に治療は無い

と思い込んでいた事でした


(抗がん剤はおかしい)

(でも言えない)

こんな事を想いながら、見守っていました


そしてようやく担当医が80%は癌が消える

言っていた日を迎えました


末期癌


担当医が「80%癌は消えますよ」と言っていた4回の抗がん剤が終わりました

検査の当日、僕は

(あれだけ頑張ったんだ!絶対に先生の言う通り癌は消えている!)

と自分に言い聞かせながら職場から彼女の家に向かいました


彼女は笑顔でこう言いました

「癌、全くかわってなかってん」


僕はその言葉を受け入れる事ができませんでした

あれだけ頑張っていたのに・・・・

そして彼女に「録音きかせて」と言いました


再生すると先生が

「あれぇ?おかしいなぁ?全然かわってませんねぇ」

と鼻で笑うような口調で言っていました

それを聞いた僕は怒りに震えました

彼女の両手足の爪は根本から抜け落ちていたし髪の毛も全く無い状態だったのです


そんな彼女に対して「全然かわってませんねぇ」と言える医師の無神経さが理解できませんでした


そんな僕を見て彼女は笑顔で

「私は大丈夫やで次の抗がん剤は効くって先生も言ってくれたし」

と言って僕を励ましてくれました


でもその日の帰りに僕は

(あの担当医に任せてたら絶対に助からない)

と考えていました


最初にやった事はサードオピニオンに行く事でした

担当医にその事を伝えると

「何のために行くんですか?」

鼻で笑うような口調で言われました


サードオピニオンから戻ったあと

担当医から言われた言葉は

「末期癌です」

こう言われました


ビックリした彼女は

Q、「えっ?私、末期癌なんですか?」


A,「ええ、そうです」


Q,「えっ?私ってどうなるんですか?」


A,「大丈夫ですよ、一生抗がん剤をすれば良いだけですから」


この会話、信じられますか?

作り話しに聞こえるでしょう?

実話です

録音は今も残っています


担当医に感謝


それからです

僕は本やネットで調べるだけでなく友人や知人、職場の人達に癌の事を聞いてまわるようになったのです

これが僕が癌の事を調べるようになった理由ときっかけです


今となっては、あのひどい担当医に感謝しています

あの担当医がもし

こちらの目を見て、それこそ手を握って

「私が治してあげますよ」

このような事を言う担当医だったら

癌の事を調べることはなかった

治療で殺されるまで気がつけなかったと思うからです


僕はみなさんに

「自分の命を決して他人任せにしてはいけない」

「癌なんて命を落とすような病気ではない」

「癌は自分で簡単に治せる病気」

という事を伝えていきたいです


僕たちの身体は、癌なんかに負けるようにはできてません

しっかり調べていきましょう




 


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