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ターボエンジン 3

1 フィール

クラッチをつなぎアクセルON。

1500回転までは、余りブーストが
効かない。ブーストメーターの
針の動きは遅い。

走りはじめは、1400ccのNA領域で
車を操る事になる。

過給ゾーンから外れている。

信号発信でスムーズにスタート
させるには、必要以上にアクセルを
強く踏み込む必要がある。

2000回転を過ぎた辺りから
ようやくターボ過給の満足感が
高まる。


一般道でギクシャク感は多少残るが、
走行できる領域

3速 20km/hから
4速 30km/hから
5速 40km/h から

しかし、燃費を考えた省燃費
走行でストレスはたまる。

バイパスでトルク感を十分味わう
走行は3速、または上に繋いで
4速固定で中域回転ゾーンで走ると
アバルトらしくてキビキビとした
気持ち良い加速&走行が可能となる。

車重を意識させない…
魔法の絨毯で滑るように流れる
気持ち良い加速だ。


6000回転がレッドゾーン。
しかし、そこまで回すのは
余り意味がないかも知れない。

5500回転まで使うのがコツ。
小さな径のタービンなので、
それなりの過給効果が見込める

3000から5000回転あたりを
上手くキープして走ると
ターボカーらしさをアバルトを
選んだ価値が見いだせる。


整理しよう。

アバルトの標準車は少しばかり
ドッカンターボの性格を持つ

それでは、
高回転は回るかと言えば、
回らない。

しかし、
アクセルを踏み込む、ハンドリング
能力が+されるとネガティブ
要素は大幅に削減される。

以上までのインプレッションは
ノーマルモードでの話。

135ps/5500rpm
18.4kgm/4500rpm

最大トルクが4500回転で発生すると
言う事は、ダウンサイジング型の
ターボエンジンでは考えられない。


2. スポーツモード

135ps/5500rpm
21kgm/3000rpm

インパネの赤いスイッチを押す。

最大トルクが3000.回転で発生し、かつ
トルクも増大される。

最大馬力は変わらないが、
アバルトのもう一つの世界を堪能できる。

ブーストの針は即座に立ち上がり
1.1キロまで立ち上がる。
ノーマルモードは0.8 キロ。

スロットルレスポンスは敏感になり、
アクセルを踏めば、ラグが少なく
胸のすく走行シーンが待ち受ける。

ハンドルは重くなり、スポーツ感を
両腕からも体感する事になる。

このモードは
よりチカラが欲しい時。

高速走行やワインディング走行。

ここでいきる。


普段からスポーツモードに
している方はいるがオススメできない。

やや扱いにくく、燃費も悪化する。
ノーマルモードで加速スイッチONの
スポーツモード使用は効率的だ。

踏み込めば、たやすく
国産のリミッター速度まで到達
すると思う。


3 チューニング

自分のアバルトはチューニングを
加えて能力値が上がっている。

上級モデルに近い能力を持つ。

実際に実馬力測定、パワーチェックも
実施したので、次回からは
その辺りを詳しく述べたい。


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