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247315位からの5650位までの道のりを緊急独占告白構築記事
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シーズン1最終順位は24万7315位という結果。
ポケモン緊急独占生配信リスナーからは、
「何故そこの順位までいくのだろう?」
という疑問が噴出していました。
そして、いつしかその疑問はあらぬウワサへと変わっていったのです。
「あばれる君はもしかして画面を見ずに闘っているのでは?」
「カーソル音と技の配置の記憶だけで闘っているらしい。凄すぎる。」
「なるほど。だからサーフゴーにキノコのほうしを打つし、キョジオーンにラムのみを持たせるのか。」
「でも相手の色違いポケモンにはしゃいでいたぞ。画面はさすがに見てる。」
「ヒルナンデスいくわ。」
などです。
真実を話す時が来たのかもしれません。
私が何故24万位台をうろうろしていたか?
なぜなら私は、
※マスターボール級人口調査員だったからなのです。
(※Masterballkyuu Jinkou Chousain 以下MJC)
皆様も一度は聞いたことがある職業だと思います。
時々、交差点などにパイプ椅子に座ってカチカチ通行人の数を数えている人を見た事がありますよね?
あれと一緒です。
少し説明させて下さい。
当時、ポケモンの育成で金欠になっていた私は「きんのたま」から「きずぐすり」まで全て売り尽くし、自暴自棄になり家族のわざマシンにまで手をつけるろくでなしでした。(前記事参照)
その時、魅力的な誘い文句が目に飛び込んできたのです。
『明るく楽しい職場です‼︎あなたもマスターボール級人口調査員‼︎』
電柱に貼られたこのチラシに惹かれた私はMJCになる事を決意しました。
しかし、マスターボール級人口調査員の鉄の掟(テツノオキテ)には非常に辛いものがありました。
1.ギリギリの闘いを演じ続けながらも決して勝っては行けない。
2.MJCのメンバーだと家族にも話してはいけない。
3.「ハイドロポンプ」と「初手でんじは」と「りゅうせいぐん」は当ててはいけない。
4.廊下を走ってはいけない。
5.無給
3.に関しては何回か当ててしまいましたが、ほとんど誰の力も借りずに守れたと思います。
しかし、私も人間。
普通に勝ちたい。
その日、私はマスターボール級人口調査員に別れを告げたのです。
今や私は、5650位。
ほんの少し、計算ミスを許してもらえるなら四捨五入すれば1位です。
この数字が目に入った途端、私はコントローラーを床に投げ捨て、両手を見つめて
「これが…。ぼ、僕に授けられた……の、能力…。怖いよ…。母さん。」
と呟かずにはいられませんでした。
箱根駅伝が1区間で10人抜けば英雄としてたたえられるのならば24万人抜きの私は一体何になるのでしょう?
箱根駅伝に山の神(ヤマノカミ)がいるのなら、
ポケモンにハバタクカミがいるのなら、
ランクマッチにはあばれる君(ハゲタカミ)がいたのです。
それでは24万位の順位をあげた構築を紹介したいと思います。
作戦はシンプルです。
題して「初手キノガッサ」です。
とにかくキノコのホウシで眠らせる。
とにかく眠らせる。
あとはマッハパンチで押せ押せムードを作る。
それだけです。
勝てます。
さぁて、そろそろここで行かなくてはなりません。
私の身はマスターボール級人口調査員に狙われ