広島湾岸TRAILRUN 2022 レース概要と装備の記録
2023年9月24日〜25日に行われた広島湾岸トレイル2022
レースの概要と装備の記録。
レース概要
開催日:2022年9月24日(土)〜25日(日)
距離:108km(実測 108.8km)
累積標高:6,900m(実測6,823m)
オフロード:未公開(体感60〜65%)
制限時間:34時間
参加費:33,000円
定員:1,000名
ポイント:ITRA5ポイント
参加資格:過去4年間(2018年9月~2022年8月)で50㎞以上の
トレイルランレースを完走していること
完走率:82.3%
(参考)彩の国2022 レース概要
開催日:2022年5月21日(土)〜22日(日)
距離:106.9km(実測 107.5km)
累積標高:6,640m(実測7,398m)
オフロード:84.8km(79.3%)
制限時間:31時間
参加費:18,000円
定員:450名
ポイント:ITRA5ポイント
参加資格:49km以上のトレイルラン大会を完走していること
完走率:68.2%
広島湾岸トレイルは今年が初開催のレース。
レースの難易度がわからなかったので、2022年5月に開催された彩の国と比較してみた。
距離と累積共に広島の方が若干多いが遜色ないレベル。
オフロード率は比較できなかったが、広島湾岸トレイルはスタートとゴールで河川敷を合計15km程度走ること、都市型のレースで低山をロードでつなぐため、オフロード率は低かった。(ロードの割合が高い。)
オフロード率低めにも関わらず累積標高が変わらないため、トレイルの負荷は彩の国と比べ広島湾岸トレイルの方が高かった。
広島湾岸トレイルの方が制限時間が3時間長いため完走率は高くなったが、過酷なレースだった。
エントリー方法
RUNNETから申し込み
申し込み期間:2022年6月1日 20:00~2022年8月24日 23:59
エントリー期間も長く検討する時間はある。
エントリー期間が延長されたが、定員には達していなかった。
レースに適したこの季節、前週には信越五岳、同日に上州武尊、10月にはハセツネ、KOUMI100と有名なレースが控えているため人を集めるのが大変なのだろう。
距離に対して累積が高く、更にロードの区間が長いのでトレイルの区間がハードに感じた。
エントリー費も安くないこの大会。コースマップも出ているので、試走してからエントリーした方が安全かもしれない。
会場
中央公園基町環境護岸
〒730-0011 広島県広島市中区基町15
サンフレッチェ広島の建設中のスタジアム横
https://maps.apple.com/?q=34.401571,132.452160&sll=34.401571,132.452160&sspn=0.016170,0.030057
都市型のレースなだけあって、広島駅からのアクセスは抜群。
大会会場近くにもホテルがたくさんあるので、好みに合わせて選べるのもよかった。
レースタイムテーブル
9月23日(金・祝)
13:00~18:00:前日受付・必携品チェック・ドロップバック預かり
9月24日(土)
4:00:開場 ドロップバック預かり、荷物預かり
5:30:スタートセレモニー
6:00:競技スタート(第1ウェーブスタート)
6:10:競技スタート(第2ウェーブスタート)
9月25日(日)
16:10:制限時間(34時間)
必携品
1.ネックバンド、ネックウォーマー、マスクなど口と鼻を覆い飛散を防止できる物2.エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
3.携帯コップ(150cc以上)
4.1L以上の水(スタートおよび各エイドステーションを出発するとき)
5.各自必要な食料※参考:必要なエネルギー量(体重×8×走行時間-1500kcal)
6.サバイバル・ブランケット(130cm以上×200cm以上)
7.ホイッスル
8.テーピング用テープ(80cm以上×3cm以上)
9.携帯トイレ※使用した場合は、エイドポイントで入手可能
10.コースマップ(大会公式サイトからダウンロードするか、
GPX を取り込んだスマホや時計でも可)
11.フード付きレインウエア(ジャケットとパンツ)GORE-TEX 等、
完全防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの
12.ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
13.保険証(コピー不可)
14.必携装備と個人で必要な装備を収納できる両肩で担ぐザック
※片掛ザックは不可
15.ライト1個予備電池2個もしくはライト2個それぞれの予備電池1個ずつ
16.長袖シャツ(ソフトシェルなど。綿素材は不可)
17.ロングタイツ
(膝まで覆うタイツと膝下までのロングソックスの組み合わせも可)
18.手袋
19.帽子
20.反射板もしくは点滅ライト
(夜間走行の車輌から認識されやすいよう、ザックなどにつけること)
21.受付時にお渡ししたナンバーカード
装備品
気温や走行距離、累積標高が似ていたので、基本的な装備の内容は2022年5月の彩の国100kと同じものをベースに、汗抜けの良さを意識した。
以下リンクが彩の国の装備の記録。
主な変更点は5つ(詳細は後述)
①インナーの変更
インナーをファイントラックのドライレイヤーインナーから
ミレーのドライナミックメッシュに
②ボクサーの変更
ボクサーをファイントラックからT8に
③シューズの変更
シューズをサロモンのスピードクロス5からTOPOのウルトラベンチャー2に
④時計の変更
Garmin745からGarmin fenixに
⑤キャップの新調
トレラン用のキャップを新調
①インナーの変更
前回の彩の国で肌が荒れてしまったことと夜間の防寒を意識。
ファイントラックのドライインナーは優秀だが、肌との相性が悪くできものができてしまう。また、彩の国では夜間に寒さで崩れかけたので、より防寒性の高いミレーのドライナミックメッシュを採用。
広島では夜間の走行距離が短く済んだが、風が強かったのでインナーを防寒性の高いものに変更してよかった。締め付けが気になり1サイズ大きいものを購入したが、ジャストサイズでよかったかもしれない。
②ボクサーの変更
肌荒れ防止のために変更。
レース後も肌のダメージが気にならなかったので採用してよかった。
③シューズの変更
走力が上がってきたのでよりスピードを出しやすいシューズに変更。
100km走るにはクッション性に不安があったが、全く問題なかった。
レース開始前に周りの選手のシューズを見たが、HOKAONEONE、ALTRA、SALOMONの順で履いている方が多いように感じた。
④時計の変更
Garmin745も使いやすかったが、100km走るには充電が持たないためfenixに変更。
彩の国ではGarminの充電のためにドロップバックのエイドで50分ほど休憩してしまった。さすがに時間がもったいないので、GPSモードで57時間使用可能なfenixに。結果、1度も充電せずに走り切ることができ大満足。
⑤キャップの新調
今まではヘッドバンドだけで走っていたが、ヘッドライトの装着を考えてキャップを購入。ヘッドライトが下がってくることもなく、ストレスなく走ることができた。
【ウェア】
ヘッドバンド:ファイントラック
ドライナミックメッシュ:ミレー
キャプリーンライトウェイト:パタゴニア
ボクサー:T8
ストライダープロショーツL :パタゴニア
5本指ソックス:インジンジ
ウルトラベンチャー2:TOPO
テーピング(膝):ニューハレ
ゼッケンベルト
TR10:ノースフェイス
Garmin fenix7:ガーミン
【リュック】
フーディニジャケット:パタゴニア
レインウェア(上):ノースフェイス
レインウェア(下):モンベル
長ズボン:ノースフェイス
キャップ:INSPEC
NEO10R :レッドレンザー
ウルトラスパイア600lm :ウルトラスパイア
ソフトフラスク 2個 :ノースフェイス
携帯カップ
現金
その他必携品
補給食
エネモチ 7個(6個未使用)
くるみ餅 2個(未使用)
魚のチカラ 7袋
エナジージェル 2袋(未使用)
アミノバイタル赤
【ドロップバック】
ワセリン(未使用)
予備のウェア
ドライレイヤーインナー:ファイントラック
Tシャツ:ノースフェイス
ドライレイヤーボクサー:ファイントラック
Light 5-Pocket Shorts:山と道
スピードクロス5:サロモン
※着替えなかったので全て未使用
補給食
メイバランス
エネモチ(未使用)
くるみ餅(未使用)
カップラーメン(未使用)
魚のチカラ(未使用)
※エイドが充実していたのでリュックの補給食含めほぼ未使用。
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