先週のジャンプ#35
みなさんこんにちは。
ジャンプ読んでますか?
ここ数日くらいジャンプの感想を書いているのですが、まとめて読むと結構一週間前の情報って忘れちゃうんだなぁって思ったりと発見があっていいですね。
雑誌は水物なので、振り返る事があんまりないと思うのですが、こうして感想を書いていると振り返る事って結構大事だなぁと思ったりします。
という訳で、これを読んだ方も振り返る事の大切さを思い出したり、しなかったり、そんなのどうでもいいので、ジャンプの感想を書きなさいよと思ったりしていただけたら嬉しいですね。
「週刊少年ジャンプ 2020年35号」
●マッシュル
ガッシュっぽくなってきましたね。
呪文の強さとか技の強さってある程度グレードがわからないと、作中においてそいつの使っている技の強さとかってわかりにくいと思っていて、アンデッドアンラックみたいに、基本の能力は固定であとはひたすら応用を効かせていくみたいな感じならいいんですけどね。
そうじゃない場合は、強さを表す単位みたいなのが必要だと思っていて、マッシュルは「セコンド」っていう単位が登場してきたので、「おっいいな」となりました。
最近はマッシュルを読んで面白いっていうよりは箸休めとして読んでた節が強いし、その感じ益々拍車掛かっていきそうなんですが、それでもジャンプの中堅で落ち着くというよりはなんとなーく表紙クラスになりそうな予感がありますね。
これ小学校とかで、呪文叫んで遊べるし、魔法の杖を木の枝にしてマッシュルごっこもできますね。主人公が筋肉バカって所でひねってるのが今度どうなるかにもよりますがね…
というか、魔法ファンタジーが2作も載ってるジャンプってなんかすごいですわな。ブラッククローバーはまだまだ続きそうだし、このままの体制で行くのかなぁ?
●僕とロボコ
釣りキチ三平っぽい感じ好き。
今週は87~90くらいのコマ数でしたね。結構大ゴマ多かったですね。パンツ芸ロボコなら許される感じ、なんかうまいですよね。
ロボコ砲は空気砲のオマージュも取り入れてるし、ジャイアンは映画版のジャイアンっぽいし、ドラえもんの大魔境だっけ? の映画のパロディにも読み取れるけど、そんなのわからなくても素直に読めるのいいですね。
というかデンジャラスじーさんの一巻のネタにも遭難ネタで熊に襲われるネタあるんですよね。
という感じで、いろいろな作品のオマージュを感じつつも、そんなの別に読み取れなかろうが、実際は関係なかろうが、すっきり一話完結で読めちゃうのがいいですね。
●アオノハコ
あーあまずっぱい…
でも普通に連載勝ち取りそうですね。
ジャンプのあだち充になりませんか?
三浦先生ってどこかで連載してなかったっけ?って思ってたら連載して本出してるみたいなんでなんか引き抜きっぽい感じするんですけどね…まぁでも賞レース勝ち取ってるから新人扱いになるのかな。。。
まぁ感想以外の事なんでどうでもいいですね。
読み切りとしてラブコメとして、青春スポーツマンガとして面白かったです。個人的にはキャラクターがスポーツしてるシーンの書き方が好きっていうのと、主人公がヒロインの末っ子感や負けず嫌い感を見出しちゃう所がいいですね。
見た目だけじゃない所で二人が惹かれあってるっていうのがわかる描写でよかった。それから告白前の先輩の陰口シーンの使い方。
今風でいいっすね。滅茶苦茶うまくヘイト交わしてるの巧みだなって思いました。
普通に連載秒読み段階の作家だと思いますね。。。今のジャンプに足りない要素しかないもん。。。
●チェンソーマン
センターカラーもらいすぎぃ!どんだけ絶好調やねんって思ってたけど、絶好調ですよね。この前300万部突破とか言ってたし。
でも、大体のキャラクター死んじゃったし、アキパイセン死んだらもうやることってマキマとの直接対決くらいだよなぁ。
銃の悪魔簡単に殺してマキマとデンジがどう向き合うのかって感じなりそうですね。というか、本気でデビルマンジャンプでやろうとしてんじゃねって感じだな。。。
10巻くらいで完結するのかどうなるのかなぁ。。。
個人的には、短めの作品をコンスタントに発表してほしいですね、いっぱいいろんな作品書いて書いて、現代の永井豪になって欲しい。
●破壊神マグちゃん
読み切りの落ちで使った展開をここで持ち出してきたかって感じですね。
でも今回の話では流々ちゃんの心の傷の部分がちょっとむき出しになってよかったですね。
破壊神マグちゃんって人間関係の部分整理すると本当によくできているマンガなんだなって思います。
流々ちゃんは家族との愛情みたいな部分が欠落しているから、マグちゃんという存在が自分の中で大事になっていく。
だから、なにかが破壊された程度で流々ちゃんは焦らないんですね。どっちかっていうと自分の元から家族が離れるみたいな時に汗を掻いて、家族の絆が分断されない事に対して必死になるんです。
しかし、今週の焦りようは半端なかったですね。
彼女の心の闇の部分っていうのがこの物語の焦点になっていくのは間違いないでしょう。
錬君は、家族という意味合いでは満たされているから、大好きな流々ちゃんの為になんとかしてあげたいという「恋愛」という意味の愛情で向き合う。(ので、狂乱のナプタークとマグちゃんについての愚痴で盛り上がる事はあっても、マグちゃん=流々の家族であるという事を知って、一方的にマグちゃんを危険な存在として扱う事で流々ちゃんが傷つかないように行動できる)
狂乱のナプタークは、マグちゃんに対する恨みしかなく、それ以外事は基本的に頭にないので、マグちゃんをどうにか殺す事ができればそれ以外の事はどうでもいい。だから臣下に慕われないし器も小さい小物です。
マグちゃんは人間に崇められ、恐れられてきた神様なので、ある意味世間知らずであり、人間の持つ打算的な感情や、恐怖については知見があります。それはつまり「悪意」を理解し「悪意」を向けられている事になれていて、それらを対処できるほどの力を持っていてそれで今まで済んでしまったという事でもあります。(今回の花火も、自分の唯一の臣下の為になけなし力を持って花火を打ち上げたともとれる訳です。マグちゃんはそういう考え方しか知らないから)
でも今は力を奪われていて、自分の持っている力でそれらの「悪意」をはねのける事ができなくなったという所で流々ちゃんという家族愛に飢えた存在に、無条件の愛を注がれる訳ですね。
そこで、マグちゃんの中に色々な感情がちょっとずつ芽生えていく訳です。
そして安定の100コマ越えです。
●呪術廻戦
はい。滅茶苦茶かっこいいですね。今週。
呪霊の流した涙の意味。五条悟よりも両面宿儺の方が王としての器が大きいですね。っていうかギルガメッシュじゃん。
じょうごニキは安らかに死んでください。
●あやかしトライアングル
は、はやいですね。。。
キスもうしちゃうのか…うーん偽物フラグへし折ってるもんね。
●灼熱のニライカナイ
ポニョやん…
本当にいろいろな要素ぶち込んでますねぇ
●僕勉
普通に終わっていった感じだな…
●ミタマ
勢いは笑いました。せいこうれいはまん
●〆
35号の読み切りよかったですね。
読んでて恥ずかしくなるくらいのピュアな感じって大事ですわな。
きれいな気持ちになるよう、マンガで禊されましょうね…
破壊神マグちゃんは滅茶苦茶よかったので、これからも引き続き応援していこうと思います。今週もよかったなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?