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「棚が息をし始めた」青山ブックセンターコミュニティー支店による棚づくりレポート

青山ブックセンターコミュニティー支店の浜田です。私たちは、青山ブックセンターの一番のサポーター的な立ち位置で日々コミュニティで活動しています。


念願の棚づくりイベント

さて先日の10月26日(月)。青山ブックセンター本店にて、コミュニティー支店メンバーによる棚づくりイベントが開催されました。このイベントは、コミュニティー発足時からのやりたいことでした。しかしながら、コミュニティーができて数ヶ月後、コロナウィルスの影響でお店に集まることが難く、棚づくりのイベントを行うことは困難。そんな経緯もあったので、今回のイベントはやっとの思いで開催できました。



まずは選書から。

ABC山下店長とコミュニティー支店長の松下さんを中心に企画を固め、コミュニティメンバー希望者に選書を募りました。テーマ決めのmtgも行い、その結果選書のテーマは「はじめて〇〇した本」になりました。あらかじめ選書期間を設け、参加希望メンバーが本を選ぶ。そしてその本を山下店長が発注してくださいました。



いざ棚作り。

当日お店につくと、コミュニティー支店用の棚が用意されていて、選書テーマと青山ブックセンターコミュニティー支店についてのパネルが…!一気にテンションがあがりました。

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(山下店長、ありがとうございます。)

そして、自分たちで選んだ本を手に、いざ棚づくり開始です。とはいえ、いざとなったら悩むものです。どうやって並べよう……。自分が選んだ本はまだしも他の本のこと全てを知っているわけではないので、

この本ってどんな本?
じゃあジャンル的にはここかな?
じゃあこの段は読み物でこの段はコミックにする?

などなど会話しながら、本を並べます。

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POPも書きます。

あーでもない、こーでもないと話しながら並びを決めたあとは、POPです。今回は、自分が選んだ本の選書理由をPOPに書きました。私も人生初のPOP作り。字も絵も下手なのですが、それでもPOPを読んで本を手に取ってくれる人がいいなと思い、顔が見えない相手にラブレターを書く気持ちでPOPを書きました。

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そしてPOPを棚に貼ります。どうでもいいことですが、いざ自分でやるとなると「テープってどの位置に貼るのがいいの?」とか「POPとPOPの間はどれくらい感覚あけるほうがいい?」とか細かいことが気になりますが、その辺は山下店長に適宜アドバイスを受けながら並べます。

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棚が呼吸をし始める瞬間。

全ての工程を終えるときふと、松下支店長が「棚が息をし始めた」と言っていたのが、印象的でした。確かに。何もない棚に並んだ本はただ並べているのではなく、手に取る人の顔を思い浮かべ、POPもまだ見ぬ購入者のことを考えながら作りました。棚づくりは棚に命を吹き込むことなのだと身を以て実感しました。

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(メルマガ会員向けコンテンツ動画で、棚の解説をする松下支店長)


このあと、山下店長からの「俺だったらこう並べる〜」のフィードバックもありました。この一連のやりとりは、コミュニティーメンバーまたは、アンバサダーメンバー向けのメルマガにて動画で見ることができます。


完成!

というわけで、私たち青山ブックセンターコミュニティー支店メンバーで作った棚が完成しました。入り口入って右手側にあります。ABCにお立ち寄りの際はぜひ棚を見に来てくださいね。

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(私たちが選書しました!)



青山ブックセンターコミュニティー支店では、ABCを盛り上げるサポーター的な活動をしています。小倉ヒラクさんの発酵デパートメント支店では、隔週で棚づくりと飲み会をしています。また、お店に集まってオフ会をするイベントも定期的に行なっていますので興味がある方はぜひこちらから。会員を募集しています。


テキスト:浜田綾

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