映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」をオーディオ視点で見る

００７最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」がAmazonPrimeVideoでアマゾンプライム会員が無料で閲覧出来るようになりました。

007／ノー・タイム・トゥ・ダイ（字幕版）

冒頭、レア・セドゥ演じるマドレーヌスワンの子供の頃の回想シーンで、掛かっていたのがDALIDAの素晴らしいシャンソン「Dans la ville endormie」この曲を流しているオーディオが、Bang＆Olfsenなのです。

Bang&Olufsen/B&O beosound Ouverture

タイトル未設定

メルカリで14万円で販売中です。欲しい！

CDとラジオとカセットテープ！しかもこちらの商品はカセットテープ含めて動作確認がされているそそうです！

手を近づけると自動ドアのようにスーッと開く動作に当時憧れました！

B&O バング＆オルフセン Beosound Ouverture Type No.2639 買取情報 - オーディオの買取屋さん

憧れはしても高嶺の花で手に入れることは出来なかった私がしたこと。それは買えるB&Oを手に入れることでした。それがこちら。Bang＆Olufsen Earphones A8

Bang&Olufsen Earphones A8

当時、PowerBookG4Titaniumに差し込んで音楽を聴いていたのを思い出します。ただ、耳穴が小さくていやフォーンがよく外れてしまう私にはこの耳掛けがとても便利だったのですが、音質はとても硬くて聞き疲れしてしまいあまり長時間は掛けられなかったことを覚えています。A8見当たりません。どこにあるのでしょうね・・・。

まだAppleMusicもAmazonPrimeAudioもSpotifyも無かった時代のお話しでした。無理してPowerBookG4を買っていなければB&O Overtureを買えていたようにも思いますが、当時の私はMac命だったのですね。

iTunesにリッピングしてよく聴いていました。

当時はまだMP3プレーヤーが全盛で、独PONTIS社のMMCを使ったMP3プレーヤーのMPlayer3を持っていてそれは今も手元にあります。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990719/mplayer3.htm

フューチャーズ、Macに対応した携帯型MP3プレーヤー

当時、「音がいい」というのに1万円しないで格安で手に入れられて気に入って使っていました。

実は今でも使えますし良い音がします。しかもTREBLEとBASSの増減調整も出来ます。単三電池２本で使える点もいいですね。あとはMMCメディアが８MB２枚しか持っていないことをなんとかすればまだまだ使えます。

で８MBのMMCカードに入っていた曲は合計で３曲でした。
「Close to you」CubicU（宇多田ヒカル）
「Fly me to the moon」CubicU（宇多田ヒカル）
「One Sugar Dream」m-flo

一緒に使っていたのはJBLのS300です。こちらは頭頂部のクッションが加水分解していてボロボロです。なんとかしないと。

JBL Synchros 密閉型ヘッドホン S300i ホワイト SYNOE300IWNS【国内正規品】

このMPlayer3の発売が1999年の8月。まだ、AppleのiPodはリリースされていなかったように思うのです。そう、調べてみると2001年10月に初代iPodが販売開始されていました。しかも今日iPodシリーズの歴史に幕が引かれるニュースが流れていました。iPod touchの最終型を手に入れておこうかと思ってしまいます。

iPod touch販売終了へ。「iPod」20年の歴史に幕

iPodシリーズは、iPod nanoの第2世代と第5世代と第6世代を持っています。しかもうちの車の30pinコネクタにつないでいまだに現役です。

Apple Ipod Nano 4th Generation Mp3 Player (8GB, Silver)

Apple Ipod Nano 6th Generation Mp3 Player (8GB, Silver)

Apple社のiPodモデルの調べ方

iPod のモデルの調べ方

一番重宝しているのが、実はモノクロカラーの第２世代で、これはたまにお散歩の友として同伴しています。

一緒に写っているのはSHUREのSE215のクリアタイプにチップをクリアに交換したもの。

SHURE イヤホン SE215/カナル型 クリアー SE215-CL-J 【国内正規品】

SHUREのSE215は耳にしっかりはまってくれるのですが、密閉型のため道を歩くときや長時間の使用は辛かったりします。

私はオーディオには強くないのですが、振り返ってみるとなんだかんだ手にしていますね。

デジタルものにばかりお金掛けてきたが故の変なポリシーというか経験から言えることは、デジタルものはその賞味期間が短かいので、出来るだけお金はアナログ部分に振るか、デジタルは交換が出来るように別になっているものの方が、あとで良かったと思うように感じています。

それにHIFIオーディオはRCAなりXLRなりバナナプラグなり組み合わせが無限に出来る点が楽しい。光ケーブルはあると便利だけれど、RCAだけでもオーディオにしっかりお金が掛かっていることが何より大事なんだなと中古の１万円アンプを大事にしながら思うのでした。

最後に、００７ノー・タイム・トゥ・ダイの冒頭のマドレーヌスワンの回想シーンで、彼女がたまごっちをしながら耳にかけれているのは、オレンジ色のマフの付いた初代ウォークマンのヘッドフォンに見えて、実は２００５年にオーディオテクニカからレトロ風で売り出したこちらだったように思います。アームの取り付け位置がこちらっぽかったので。。。

オーディオテクニカ ポータブルヘッドホン ATH-RE3 BK

また、ノータイムトゥダイのラストは、ルイアームストロングの「愛はすべてを越えて」なんですね。女王陛下の００７で使われている曲とのことについて、こちらの方が解説してくださっています。

【ネタバレ解説】『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の◯◯に見られる『女王陛下の007』オマージュ | THE RIVER - Part 2

ありがとうございます。分かったような分かっていないような自分に気付かされます。

よかったらこちらも読んでみていただけたら幸いです。