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marantzのアンプPM5003
2008年製でAmazonでも購入はもうできませんが(と書いた後に見直したら中古品が27,800円(送料別)で購入可能になっていました)、2019年に近所の中古店で10,000円程で購入したアンプです。レコード接続用のPHONOセレクタとリモコン付きのアンプを探していたところ見つけたこのアンプシンメトリーかつ曲面を持つユニークだけど立派な顔つきが気に入って手に入れました。
マランツの2008年当時のエントリーモデルです。価格.comのレビュー評価が高かったこと、価格的にもこなれていてリセールバリューを考えても問題ないだろうと他の機能をあまり見なかったです。
PCからステレオミニジャックに繋ぎ、BOSE121からの音を出してみました。
比較対象はPCからUSBデジタル接続のHarmanKardon Sound Stickです。
繋いだ音を比べたところ、マランツPM5003は、自分の目の前で歌っているかのような立体感と透明感が得られます。あと、HarmanKardonよりも奥行きが感じられて圧迫感無く長時間聞いていられます。これは本製品の美点の一つなのだと思います。
PM5003にはスピーカーがもう1系統繋げられます。出来たらHarmanKardonも繋いで音を出してみたいですが、PCからアナログ接続したアンプをまたUSB接続する方法はあるのだろうか???
機能的にちょっと残念なのは、デジタル接続が出来ないことです。USB接続とまでは言わないですが光デジタル入力端子がありません。当初Bluetoothレシーバーから光デジタル入力を考えていたのでしばらくお蔵入りしていました。
今回お蔵から出してきたのは、Zoomミーテングをする時のノートPCカメラの高さを出すための台座にピッタリでして、そんなことを言うと怒られてしまいそうですが、ノートPCからBOSE121へUSBDAC接続していたものを、ステレオミニジャック経由に落としたことが本人としてはちょっと悲しさを感じながら繋げたのですが、USB接続のHarmanKardonのSoundStickが音圧で聞かせるのに対して、PM5003とBOSE121の場合は自分の目の前に小さなステージが広がっている感じになって音楽を聴いてワクワクする気持ちになります。
ただ、ノートPCの台座には大きすぎるので31インチモニタの台座にもなっています。10センチ程上がりましたが・・・。
音に関してのこだわりの無いようなあるような感覚、実に自分のカメラやパソコンそして車・バイクに関するこだわりと同様なのかもしれないと感じます。基本ありものをなんとか繋いでいい音ならばそれでいいのではないかと考えているふしを感じます。
自分はマニアではないなと思うのはどのメーカーかもいつ買ったのか分からないスピーカーケーブルを使っていたり、PCやモニタと同じ電源の延長ケーブルからつないでいたり、そもそもパソコンを使いながら長時間のリスニングに使っていたりして、仕事柄というか趣味だからか毎日数時間はこの前に座っているので基本「疲れない」こと「違和感の無い立体感」が助かります。
広い会場のライブ音源を聴くと歓声が本当に奥行きを感じさせたり、Moaninを聞けば目の前で演奏しているのかと錯覚するようなそういう力があるのだとyamaさんを聴くと、あぁデジタルで聴いた方がきっと合うよなぁ。今は2020年なんだなぁ。とか時代を感じたりして。次はクラシックが聴きたくなってきました。そういう聴く楽しみを感じさせてくれるアンプだったということが素直な喜びです。
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