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車が人を選んでいるのではない、やはり人が車を選んでいる

西武自動車がサーブ900の代理店をしていた時に、宣伝ポスターの文章コピーを五木寛之氏が手掛けていた。

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これに対して、

私のnoteの前書きは、モノが人を選んでいるとあり、サーブ900 を目の前にして真っ向から正反対のコピーを見つけてしまいました。

中の文章を読んではいないが、恐らく五木寛之氏は、サーブ900を選ぶ人は、サーブ900に選ばれている幸運な人だという気持ちの反面で、サーブ900を選ぶという人はモノを選ぶ目を持っているのだという事を書いておられたのだと、思いたい。

そうだとれば、五木寛之氏の思う背景は、サーブ900の魅力を伝えるためにあえて逆説を見出しにして気を引くコピーを作ったのだと思います。

つまりその裏には、人が車を選ぶ当たり前に対する、車が人を選ぶというサーブ900を取り巻く感覚があり、そうではないとありたい、あくまで人の選択が中心であるという当たり前のことを忘れてはいけないと話しているのだと思う。



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