MacPro 2013に最新macOS Sonomaをインストールできたお話し
今日は4月1日エイプリル・フールですね。
昔は、エイプリル・フールで楽しい話題が流れていた気がします。今は楽しい話題をキャッチする能力が衰えたのでしょうか。Aiに聞いてみようかしら。
この記事は、エイプリルフールに書いてはいますが本当のことです。
OCLPことOpen Core Legacy Patcherを使ってアップル社の公式サポートが終了した古いMacに最新のmacOSをインストールしてみたお話しです。
今回の対象としたMacとmacOSは次のとおり
MacPro Late2013
公式サポートmacOS 12.7.4 Monterey(2024.3.7)
最新macOS 14.4.1 Sonoma(2024.3.25)
使用したOCLPのバージョン1.4.3
ひょっとしたらMontereyのセキュリティーアップデートはまだ続くのかもしれませんので、上のサイトで現状のセキュリティーアップデート配信状況はチェックすることをおすすめします。
古いMacにOCLPことOpen Core Legacy Patcherを使って最新のmacOSをインストールする手順についてはこちらの手順を参考にさせていただきました。
またOCLPは偽サイトまで公開されているそうです。
GitHubからダウンロードすれば良いラインを守れば良さそうということのよう。
こちらのカボキーさんはとっても充実した情報をリリースしてくださっていましてすばらしいです。
今回インストール前にもっとよく読んでいればいきなりSonomaじゃなくてVenturaから入っていたかもしれないなぁと後になって思いました。とくに今のところ純正ビデオカードD300は使えてますが、私の読解力ではSIPを外してもPurgeWranglerがうまく動いてくれなくて外付けeGPUのBlackmagic RX580は今のところアクティブに出来ていません。
MacPro 2013について
発売から11年に入る私のMacPro Late2013はMacOS12.6 Montereyでアップグレード対象から外れました。
現在はセキュリティーアップデート対象期間かと思っていましたが、公式には2024年に入ったところでセキュリティーアップデート期間も終了しているような情報もありグレーゾーンにいるのは間違いないです。
それでも2024年3月7日付けセキュリティーアップデートがmacOS 12.7Montereyでありましたのでちょっと喜んでいたところでした。
ところが3月25日、Sonomaが14.4から14.4.1への最新のアップデートが流れました。しかも早急に当てた方が良いセキュリティーの問題というアナウンス。
Montereyにもあるかと思って期待していたところ3月25日にブラウザのSafariの17.4.1のアップデートはMontereyとVenturaに対して流れましたが3月末時点ではmacOS 14.4.1Sonomaと同じセキュリティーアップデートは流れて来なかったです。
これはリスクがSonomaだけというならばまだ良いのですが、いずれにしてもそろそろ最新macOS Sonomaを使うべき時期が来たのだと思います。
本来は最新のMacに乗り換えるで選択肢は無いのが普通ですが、これまでの環境に最新macOS Sonomaをインストールして延命することか出来るならやって見たいと思いました。
M3 MacBook Airがリリースされ、またM1やM2 Macもそれなりに値下がりしはじめたとはいえ、従来のMacPro2013を使わなくなるリスクの方が高く感じられました。OCLPをやってみてどんなものか味わってみたいという興味が勝りました。
MacPro Late2013自体のスペックはCPUを2.7GHz物理12コア論理24コア、メモリ64GB、SSDは1TB、Blackmagic eGPU RX580も付けて運用していて、飛ぶように早くは無くとも、ブラウザと複数のオフィスソフトに動画閲覧などを同時に立ち上げて何ら問題なく稼働しています。
今日はOCLPでmacOS14.4.1Sonomaのインストールをして起動を確認したところまでですが、それでもSonomaは稼働してくれていて、3D動画壁紙を見ることが出来ただけでもすばらしい体験に感じました。
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