第83回 オークス発走です!
『3歳牝馬決定戦第83回オークスです。桜花賞馬スターズオンアイス、フラワーカップのスタニングローズ、フローラステークスのエリカヴィータ、忘れな草のアートハウスと好メンバーが揃った18頭です。最後スターズオンアースが入ると態勢完了です。
スタートしました!!ばらっとしたスタートです。今日もプレサージュリフト遅れました。さあどの馬が行くのでしょうか。スタンド前先行争いです。真ん中から⑩番ラブパイロー、⑬番パーソナルハイ、内で①番ウォーターナビレラ、⑤番サウンドビバーチェですが、外から⑬番パーソナルハイが制して先頭で1コーナをカーブしていきました。その後ろは1馬身差で⑩番ラブパイロー、2馬身開いて内に①番ウォーターナビレラと武豊、並んで外に⑤番サウンドビバーチェ、その後ろは1馬身半で②番スタニングローズ、半馬身差外に③番アートハウス、並んで1番人気⑥番サークルオブライフはこの位置、それを見る様に⑨番エリカヴィータで向正面に差し掛かります。
中団は内で④番ルージュエヴァイユ、外に⑫番ライラック、少し間があいて外目から⑰番ニシノラブウインク、その後ろは⑭番シーグラス、外に桜花賞馬⑱番スターズオンアースで1000mを通過!
その間から⑪番ベルクレスタ、直後に⑮番ピンハイがいて、並んで⑧番ナミュール、後方は⑯番プレサージュリフト、⑦番ホウオウバニラです。先頭に戻って逃げているのはパーソナルハイで2馬身のリード、2番手はラブパイロー、ラチ沿に3番手はウォーターナビレラ、外にサウンドビバーチェ、その後ろにはスタニングローズ、3コーナのカーブにかかりました。残り1000mです。
並んで外にはアートハウス、半馬身差でサークルオブライフ、ピッタリとエリカヴィータが追走しています。ルージュエヴァイユが外目に持ち出して、その後ろにライラック、後続の馬たちが徐々に前へとポジションを上げています。各馬4コーナへと向かっています。残り800を通過、一団です。
先頭はパーソナルハイで1馬身半のリード、外から2番手ラブパイローが並びかけようとしています。内でぴったりとウィーターナビレラ、サウンドビバーチェ、スタニングローズは外目から、かたまって4コーナカーブへ、好位の真ん中にはアートハウス、外からサークルオブライフ、後ろからはエリカヴィータ動いていって4コーナカーブから直線に入りました!
逃げます!パーソナルハイ!リードは1馬身、直後にラブパイロー、内からウォーターナビレラで残り400をきって坂を駆け上がります!馬場の真ん中からアートハウスが上がってきます。さに外に持ち出したサークルオブライフも抜群の手応え!ルージュエヴァイユが中から差し脚を伸ばします!後方からは懸命にベルクレスタ!中からはスターズオンアース!、大外からプレサージュリフトも脚を伸ばします!
残り200を切って僅かに先頭サークルオブライフ!内から懸命にアートハウス!最内ではウィーターナビレラが追いすがります!中から上がってくるルージュエヴァイユ!外からベルクレタの脚色がいい!更に大外からプレサージュリフト!抜けたサークルオブライフ!サークルオブライフ!ベルクレスタが上がってきた!プレサージュリフトも物凄い脚!サークルオブライフ!ベルクレスタ!ベルクレスタ!ベルクレスターーーー!』
◎⑪ベルクレスタ
阪神JFはやはり溜めてこその馬で、前に馬を置いて競馬出来たなら結果も違ったはず。仕掛けが早すぎました。クイーンSは直線で詰まって右へ出してからの追い出し、道中もポジションが下がってしまい後方競馬で33"4の3着。前走桜花賞は7着。先行馬有利の展開で、13番手での競馬。直線で前が壁になり外に持ち出してからの追い出しで、上がり33"5 0.2秒差は評価していいはず。この馬は左手前がいまいちで右回りでは少しパフォーマンスが落ちます。左回り【1 2 1 0】で判る様に右手前の方が末脚強烈です。半姉のアドマイヤリード(byステイゴールド)がオークス15着と距離不安と思われるかもですが、ドゥラメントですのでそもそも違いますし、Aリードは京都競馬が合っていた馬です。スターズオンアース、サークルオブライフと差の無い競馬をしているので得意の東京で逆転は多いにあります。馬体重が4戦連続減っていて未勝利の時から-10kg。今回調教後460kgで前走と同じって事は輸送があるので確実に減ってきます。-2kg程度に抑えてほしい。
〇⑥サークルオブライフ
皆さんご承知の桜花賞では一番強い競馬をしたのがこの馬で、前々からオークス向きと言われていて前走の競馬でやっぱり!と思った人多いでしょう。前残り馬場で外を回されていながら、上り33"3の4着は素晴らしい能力。未勝利戦の通過順15-6-2は最たるもの。出遅れ後方⇒3,4中間捲り⇒脚衰えずノーステッキ勝利!相手云々より長くいい脚を使い、瞬発力を披露!どこで脚溜めてたんだよ!中団or後方でも伸びてくるのは安定性抜群。馬体も前の肩の筋肉、トモの張りと前走より断然良い。最終追い切りは1週間前より首の動きがとても良く本当にいい馬!ここまでベタ褒めなら本命なのですが、1番人気ですから(笑)
▲⑯プレサージュリフト
出遅れヨロシクこの馬を3番手に。3戦全て出遅れて後方からの競馬ですが、その分脚も溜まっているので末脚一閃。桜花賞は馬場とコース、流れも向かなかったので仕方ない。今回もほぼ出遅れるでしょう。それならば長い直線で決めろ!って話です。東京なら残り400mからしっかり伸びてくれるはず。それと距離延長のハービンジャーは買う事にしています。しかしいつも外枠だ!
△③アートハウス
忘れな草賞からの参戦。ラヴズオンリーユーがそこを勝ってオークス戴冠。その時のタイム2'00"6ー35"0、アートハウスは2'00"3ー34"6でほぼ一緒。ただ最後の1Fで11"1と更にノーステッキで縮めているのは好印象。阪神の経験しかなく東京コースの下って登る形態に対応できるか?と思うが、これでもか!と思うほどの広い可動域があるので広い東京は向く。道中の位置取りと手綱捌きに注目。前走宥めていた事から4〜6番手辺りで進めるのか。皆さんご承知の1週間前追い切りは圧巻の一言。
△⑨エリカヴィータ
フェアリーSは4角でスプリット丸山が寄れたことでトモを落としてかなりの不利。それでもそこからまた伸びてきたので度外視。前走フローラSは前々での競馬。スタートしてからのコーナーは窮屈になりながらも臆する事なく進んで行ったのはGood。今回福永に替わり前か中団かは分からないが、前で競馬した事が仇にならなければ良い。
△⑱スターズオンアース
川田の気迫騎乗と馬の根性がウォーター豊の完璧な騎乗に勝った結果。だから他の騎手なら勝てていないと思う。そういう意味では運もある馬。今回は人気もあるし前回よりは確実にマークがきつくなります。右にモタれる癖があるのでクイーンCの様に追えない事があると考えておきたい。数少なく使う最近の傾向とは離れ、オークスが今年4戦目。疲れていないといいよね。馬体写真見ると前胸、肩筋肉が凄い。ただこういう体つきってマイラー寄りでは。
△④ルージュエヴァイユ
前走フローラSでは、パーソナル吉田兄、シンシアデムーロが2,3着で前残りの競馬になりました。11,12番手から最速33"6、直線では進路確保出来ていないので実質2F勝負。良馬場発表とはいえあれは稍重です。それであの脚なら相手云々より期待はしたいですね。距離伸びていい馬なので買い目には入れておきたい。新馬、デイジー賞は前半モタモタしていたけれど、フローラSはいい位置を捕れたのは収穫で成長が伺えました。乗り替わり池添に注目。
☆⑧ナミュール
先行有利の展開で大外からの競馬で10着。この馬の競馬をしたと思うので弾けなかったのは、レース間隔にいきつく。赤松賞、チューリップ賞では間隔が開くとしっかり脚を使って勝っています。中5週の今回はそれに当てはまらないのですが、パーソナル吉田兄が逃げる展開で前走同様に待つことなくスパートするはず。差し追い込み有利展開に一縷の望みを賭けたい。気性が勝っているので道中の消耗もカギ。調教後432kgで増えているのはgood。