第39回 フェアリーステークスの発走です！

『3日間開催の最終日中山マイルの3歳牝馬のフェアリーステークスです。今年もフルゲート16頭参戦です。最後16番にブルーイングリーンが入ると態勢完了します。スタートしました！！ばらついたスタートです。

まずは③番マイレーヌがでていきます。並んで行く内から①番スピードオブライト、外からぐーっと接近は⑯番ブルーイングリーンで2コーナを回っていきます。

先手をとったのは③番マイレーヌで1馬身のリード、2番手内から①番スピードオブライトで2コーナから外回りコース向正面に入りました。その外に⑯番ブルーイングリーン、インコースで②番リックスター、並んで⑨番エナジーチャイム、直後に⑦番ディナトセレーネがいて、1馬身差で内に④番アンタノバラードで1000mを切りました。

その後ろは中団は⑤番ヒップアップソウル、外に⑩番メイクアスナッチ、内に⑧番イコノスタシスがいて体半分差で⑪番デヴァージオン、800mをきっています。2頭の間から⑥番ミシシッピテソーロ、直後に⑭番キタウイング、1馬身差で外に⑮番ミタマ、1馬身差で⑫番ブラウンヴェーブ、3馬身離れて地方から参戦の⑬番チハヤ最後方の展開で3,4コーナ中間です。

逃げますマイレーヌのリードが1馬身、ぴったりとスピードオブライトが2番手外からブルーイングリーンが並びかけます、その後ろからはエナジーチャイムも接近、内でリックスター手が動いて後続殺到して4コーナカーブから直線です。

横に広がって先頭はマイレーヌ！交わしにかかるスピードオブライト！追い上げてくるエナジーチャイム！その外からはディナトセレーネ200を切って坂を上がってきます！スピードオブライト先頭に変わった！並んでくるディナトセレーネ！馬場の真ん中からミシシッピテソーロ！内からはイコノスタシス！ディナトセレーネ！ディナトセレーネ交わして先頭！ゴールイン！！』

◎⑦ディナトセレーネ

負けた2戦は瞬発力勝負のレース。流れていって後続の脚を削りながら前で粘って勝つのが良い。レッドファルクスらしく芦毛の馬体で追い切りでは、指示にすぐ反応して前進気勢もあり状態はGOOD。直線が短い方が合っているので巻き返し十分。隣の克駿テソーロが中団と思うのでヒップアップソウルの後ろは取りやすくいい位置でレースを進められそう。

○⑥ミシシッピテソーロ

前走の阪神JFはスタートしてから400m-1000mまでは11秒ラップだった事でかなりタフなレースでした。そういう中で外を回ってきたこの馬は相当強いといえる。上位の初也リョクカ、隼人アイズ、イーガンデローサは有利な内を通ってきたので悲観する事はない。勝った川田アイランドが別格なだけ。インの鮫島が見られるか。

▲⑧イコノスタシス

逃げた2戦で馬券内なので今回も逃げたい所。前走の未勝利戦は1000m59"5の後、11"8-11"4-11"8とラップを刻んでいるので評価したいですよね。レーンに替わって北村宏で明らかに鞍上弱化なのが大いに気になります。追い切りは3頭併せの真ん中で外を待ってからの追い出しでいい状態とみました。

△①スピードオブライト

馬名の様にいいスピードを持っています。皆さんご承知のやはり距離がネックですよね。首の角度からはスプリンター傾向が見られます。新馬戦は中山で坂を経験しているのですが、そこから400m伸びる訳で踏ん張りきれるか。

△③マイレーヌ

前走白菊賞は内から逃げて馬群に飲まれるかという所で何とか踏ん張って3着。直線で逆手前になっているように思えて明らかに脚の回転が鈍っています。未勝利からの間隔が短く疲れが残っていたのかとも思う。この枠で休養明けで逃げられれば粘れるかも知れない。

△④アンタノバラード

前走の京王杯2歳Sはスタートして中団からだったが、パトロールビデオで確認すると首を上げて掛かっているように思える。手綱引いて押さえて後方に下がったのではないか。そう思えると力は発揮していない。勝った未勝利戦は上がり3Fが11"7-11"5-11"4と加速している事から同じコースなら見直して良いと思う。

△⑤ヒップホップソウル

新馬戦スローの展開で10番手で追走で差し切り勝ち。通過順が10-3-3はスピードが素晴らしい。中山の坂を加速して走ってこれるのは能力無いと出来ない。他馬のレベル云々は関係ない。首の角度からすると適正はもっと長い方がいいとは思う。

△⑩メイクアスナッチ

200mづつ延長して勝ってきた事は大きい。2戦とも少頭数ゆえに超スローの競馬だったので16頭でペースが速くなった時に対応出来るか重要。ルーラーシップとはいえ首の角度から推測するとマイルはぎりぎりではないかな。ベストは1400mとみています。ただこの時期だから距離は誤魔化せる。

ここは難解なレースですね。
馬連 ⑦ー①③④⑤⑥⑧⑩