第62回 アルゼンチン共和国杯の発走です!
『GI中休みの今週は2500mのアルゼンチン共和国杯です。出走16頭で争われます。最後ショウナンバシットがゲートに入ると態勢完了です。スタートしました!ほぼ揃って出ました。まずスタンド前から1コーナへ向かいます。
横に広がっての先行争いは、外から⑯番ショウナンバシット、中から⑦番ペプチドソレイユ、⑮番アドマイヤビルゴ、或いは⑬番サヴォーナ、⑫番ジャンガズマ、更には最内からは④番クロミナンス、続いて⑨番タイセイフェリーク、外には⑪番アドマイヤハレー、各馬1コーナをカーブしていきます。
先手を取ったのは⑫番ジャンカズマです。1馬身半差で⑯番ショウナンバシット、2馬身差でインコースから④番クロミナンスで2コーナを向かえます。半馬身差で外に⑬番サヴォーナ、外並んで⑮番アドマイヤビルゴ、2馬身離れて③番ハヤヤッコで向正面へ。
外⑨番タイセイフェリーク、半馬身差で外に⑩番マイネルウィルトス、1馬身差で①番ミクソロージー、その後ろに⑥番マイネルメモリー、半馬身差で外に⑧番ラーグルフで各馬3コーナへ向って行きます。内に②番メイショウブレゲ、並んで外⑤番フォワードアゲン、直後に⑪番アドマイヤハレー、1馬身差で最後方は⑭番セレシオンの展開です。一団となって3コーナカーブ、先頭マイペースのジャンカズマ、差がなくショウナンバシット外、半馬身差で内にクロミナンス、2頭を見るようにサヴォーナで残り800m通過して4コーナへ向っていきます。
その後はアドマイヤビルゴ、その内に位置を上げてハヤヤッコ、手が動き始めるマイネルウィルトス、内にはタイセイフェリークで残り600m通過して4コーナをカーブ直線に入ります!!
先頭はジャンカズマで1馬身のリード、差がなくショウナンバシット、サヴォーナも接近,、内からクロミナンス、クロミナンス先頭に替わって残り400mを通過、外を通ってはマイネルウィルトス上がってくる、大外からはセレシオン、ハヤヤッコも来ている、先頭クロミナンス、差がなくサヴォーナとショウナンバシットですが、外から急追マイネルウィルトス、連れてセレシオンで残り200をきってマイネルウィルトス、マイネルウィルトス先頭に替わって、更にセレシオン、内で粘るクロミナンス、ハヤヤッコも差を詰めてきたが、マイネルウィルトス、マイネルウィルトスです!!』
◎⑩マイネルウィルトス
8歳の秋になったので徐々にピークアウトに向っているのは否めない。前走の目黒記念はスローペースで瞬発力勝負になってしまったは仕方ない。スタートも少し遅れてしまった。位置取りが後ろになる馬だけに更に後ろになってしまった。600m過ぎても追い出さず直線に入ってからの仕掛けでは遅い。徐々に踏んでいってスピードあげていく馬だけに残念。レース後のジョッキーコメントで”今日はいつもと違って脚をためる競馬をしてみましたが、瞬発力勝負では分が悪かったです”という何を今更言っているのか意味不明で吐きそうだった。石川初騎乗は心配だが、過去のレースを穴があくほどしっかり見直してスムーズな競馬を心がけて欲しい。
◯⑭セレシオン
関越ステークスは3着。流れた中で後方からの競馬。直線大外から追い込んできたが、届かず。外回った事を考えると0.1秒差は勝ちに等しい。前走の新潟記念もダッシュ悪く後方から。直線ではバラけた内を突いて伸びて来ての2着。11頭と少なく、馬群を縫えた事でスムーズだったのであまり評価出来ない。それでもゴール前で4.5着争いかと思った矢先の加速は忘れてはいけない。距離2500で寧ろ追走が楽になると思う。
▲④クロミナンス
前走の目黒記念は3着。2着だったシュヴァリエ西村の後ろで追走。4角から直線は手応え抜群でいつもで前の馬を捉える事が出来ると思っていたが、1.5kgの斤量差が最後響いた感じ。日経賞、目黒記念と長い距離で結果を出しているので今回も期待できる。AJCCの不良馬場でも熟すので馬場問題なく、今回メンバーで三度戸崎となれば安定感抜群でしっかり馬券内きそう。
△①ミクソロジー
前走のオールカマーは1年7ヶ月ぶりの実戦で11着。間隔かなり空いていたし、陣営からは叩きと言う事で気にしないでよい。直線から追い出して無理させていないので結果は云々だか、3着から0.6秒なら及第点ではないか。距離延長して一度使った今回上積み十分。三浦がどうのかが一番重要だ。
△③ハヤヤッコ
前走のタイランドカップはオレンジ帽からスタート良く中団からの競馬。スタンド前通過で外に出して位置を上げて行くが、向正面で他馬の動きが激しくなり後ろの位置どり。軽量の浜中スタップか、上がっていて最後捉えられず3着。交わせる勢いだったが、さすがに5.5kg差では厳しかった。今回もトップハンデ、そして重馬場で妙味はある。
△⑬サヴォーナ
前走のオールカマーはグリーン帽からまずまずのスタートで位置をとって3番手追走は良き。残り600から追い出すがなかなか津村ブールを捉える事ができなかったのは残念。結局決めて勝負になったしまったので評価さげなくてもよい。スタミナタイプなので2500mはいいレースができそう。日経新春杯でもわかるように流れる展開にならないとこの馬の持ち味が活かせないのだが、今回のメンバーでいく馬がいなそうなのでペースが落ち着かない事を祈るしかない。
△⑯ショウナンバシット
前走のタイランドカップ1着。レッド帽から好スタートで内を追走。ややスローペースで流れて4番手は展開向いた感じはする。2着浜中スナップと4kg差ありながら叩き合いを制したのは評価。4角前で大野プラチナの後ろにいたが、手応え怪しく下がってくる前に、外に誘導して追い出し開始までのレース運びは拍手。佐々木の冷静な判断は良き。ここ2戦勝利したとはいえ、重賞勝ちの無い馬に58kgは少し見込まれたと思う。それでも期待したい。大外になってしまったのは残念。
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