第47回 エリザベス女王杯の発走です!
『7週連続GIは牝馬決定戦のエリザベス女王杯から始まります。阪神芝2200の内回りに外国馬1頭参戦の18頭フルゲートです。最後ジェラルディーナ入って態勢完了です。スタートしました!!
まずまず揃ったスタートです。先行争いはやはり行きます!②番ローザノワールが押して先頭に立つ勢い、外目からは⑬番ウインマリリンと⑰番ウインマイティー、インコースから①番クリノプレミアム、真ん中から⑨番ウインキートス、⑩番スタニングローズ、正面スタンド前を通過していきます18頭です。
さあ先手を獲ったのは逃げ宣言②番ローザノワール、2馬身差で⑨番ウインキートスが2番手、インコースから①番クリノプレミアムと武豊、各馬1コーナをカーブしていきます。半馬身差で外に⑤番アイルランドから参戦のマジカルラグーンとシェーン・フォーリー、さらに⑩番スタニングローズ、その外に⑰番ウインマイティー、2コーナをカーブしていきました。
その後ろ2馬身で中団インコースは④番デアリングタクト、並んで⑧番アンドヴァラナウトとライアン・ムーア、体半分差で外に⑬番ウインマリリンとダミアン・レーン、2,3馬身離れて内⑦番イズジョノーキセキ、離れて外に⑱番ジェラルディーナとクリスチャン・デムーロ、3コーナへと向かいます。2頭の間からは、⑪番ナミュール、1馬身半程離れて中団後方は、インコース③番ピンハイ、直後に⑥番ホウオウエミーズ、外に⑯番テルツェットで3コーナをカーブしていきます。
後方は3頭、内で⑫番ルビーカサブランカ、1馬身差で⑭番アカイイト、最後方は⑮番ライラックの展開で3コーナをカーブしてきます。ライラック手が動いて進出開始です、それを見て他の馬たちも追い出しにかかかります。アカイイトも上がっていきます。さあ逃げます!ローザノワール!リードは2馬身!残り600mを通過!外から上がっていくウインキートス、インコースからはクリノプレミム、中団からはスタニングローズも手が動いています!イズジョーノキセキも接近!外からはグーーーっとジェラルディーナが差を詰めて4コーナカーブから直線に向かいます!
粘るローザノワールにウインキートスが襲い掛かる!外からはジェラルディーナ!、間からはスタニングローズ、更にデアリングタクトが懸命に追ってきます!その外からはナミュールが差し脚を伸ばします!先頭はジェラルディーナ!に変わる!
残り200!内からするするとイズジョーノキセキ!デアリングタクト迫ってきた!連れてナミュール!スタニングローズは伸びないか!デアリングタクトが交わす!外からナミュール!内イズジョーノキセキ!!ナミュール!ナミュール!ナミュール差し切った!!女王の座はナミュールです。』
◎⑪ナミュール
前走の秋華賞はスタートして坂井ローズに寄られ、川田ハウスも寄ってきて少し下がってしまった。それでも9番手外目の位置で競馬して追い出しを待つあたりは良かったと思う。4角前で上がっていった所でコーナリングで膨れてしまったのは、その後の追い込みを見ると痛かった。+20kgの成長分で明らかに春より馬が変わった。この時期は3歳というより4歳に近いので古馬とも十分戦えます。他馬より2戦目がキモになるので中3週は心配ですが、能力を信じてGI戴冠を大いに期待したい。
○⑦イズジョーノキセキ
前走府中牝馬Sは中団から追走して、結局後方4番手の競馬。3.,4コーナー中間では抜群の手応えで直線。それ程鞭を入れなくても進んで行き、ソダシの右に進路を変えて差し切り勝ち。去年のエリザベス女王杯は5,6番手で武史マリリンの後ろでの競馬。直線向けば道は開けるはずでしたが、状態良くなかったので4角で下がってきた煽りを受けてしまった。立て直して直線伸びて5着は強い。非根幹【4 2 1 3】で馬券内70%。GIのルメールなら捌きがいつも以上に神。
▲④デアリングタクト
前走オールカマーはコーナーの度に少しづつ追走が厳しくなった。宝塚記念では松山が抑えながらだったのに対して、この馬にとっては普通の走りだった。ああなると外を回して追い込んでくるので、あの日の中山を考えると無理。それでも直線でグッと一瞬伸びたのは3冠馬の意地か。一度叩かれて宝塚のコースに戻るので、同じ走りが出来る事を希望の▲。
△①クリノプレミアム
前走府中牝馬Sは12kgが影響したのか動きがイマイチ。左にモタれて、手綱を引いて制御していることから右回りに戻った走りを見たい。1600-1800を主戦場していて初めての距離になり、皆さんご承知の長いと思う。中山で結果を出しているので阪神内回りもイケる口と思っている。今回絞れて出てくれれば武豊だけに期待せずにはいられない。
△③ピンハイ
前走は+12kgの西宮Sを快勝。あれを見て秋華賞出ていたらと皆さん思っていたでしょう。確かに強い内容で3勝クラスの馬では無い事を証明。ここを目標にしてきて川田継続騎乗なら上位3頭を崩しても全然おかしくはない。チューリップ賞は内で進路を待ってから追い出して、狭い所を縫ってきても脚色衰えないのは、◎ナミールより強いのかもしれない。勝負根性は素晴らしいものがあるので直線発揮できると思いたい。
△⑫ルビーカサブランカ
2000m以上【4 3 3 3】で馬券内77%でオリオンS勝った時には「この距離は合っている」とのコメント。ならば同コース同距離の今回抑えない手はないよね。前走のクイーンSはペースが遅く8,9番手から上がり34"3でも届かず4着。札幌はほぼ平坦なので仕方ない。岩田息子騎乗のマーメイドSはスタートしてからの位置取り、4角での追い出しどれも良くなかったので7着も納得。継続して横山弟なら踏み遅れる事はないと思うので穴に狙いたい。
△⑮ライラック
前走はスタートして噛んでいたので引いたら後ろになったとの事。確かに1頭ポツンと追走。前が残る馬場であの位置ではTHE END。最後も脚が上がっていた様に思えて馬としては不完全燃焼だったと思う。デムーロもミスを認めていたので前走は度外視でもよい。距離延長で追走も楽になるし、展開向けば外から一発ある!この枠ならMデムーロ得意の捲りを見たい。
△⑰ウインマイティー
2走前のマーメイドSは、3,4番手追走で抜群の手応えから、直線抜け出して解消。前走の京都大賞典は好スタートから内に進路をとって中団追走。直線の脚から届かないと思ったのだがしぶとく伸びてきて3着と牡馬相手に好走。ここ2戦は結果が出ているので56kgになるが抑えておきたい。キートス、マリリンもいるが買うならマイティーでしょう。
△⑱ジェラルディーナ
前走オールカマーの勝ちは内有利で合った事が大きいと思う。非根幹【5 0 0 2】で勝ち全てという相性の良さ。着外の2は稍重と馬場が渋ったとき。如実に表れるので雨が降る今回はそこに該当してしまう可能性がある。ただ秋になると覚醒するモーリス産駒だけに印を回さないといけない。それでも本来なら無印にしたい所。レース後に買っておけば良かったと言っている未来が見えるので、大外になったので嫌々だが抑えます。