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ミュージカル ルーザーウィルの感想


この3月から7 MEN 侍の皆様は各自個別で舞台の出演が決まっており、担当の今野さんの舞台は当たり前に観に行くのだがほかのメンバーも1回は観に行く予定があるのでせっかくなら感想を書き留めておこうと思う。

今日観に行ったのは本髙克樹が出演しているミュージカル ルーザーウィルだ。

あらすじ

「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす大学生のマイケルはコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねる。 SFヲタクで親友のルーカスやフランシス、マーヴィンといった個性豊かな仲間に支えられながら、夢に向かって懸命に走る姿を描く。
http://lifeismusical.seesaa.net/article/loserville.html

こちらは1回しか見る予定がないので細かい部分は見逃しとかもあるけど感想としては素直に楽しかった!

音楽が生演奏で迫力があるし、セットもカラフルで可愛いから見応えがあった。
音楽もキャッチーな感じでめちゃくちゃ聞き取りやすいしセットの使い方も豪華で面白かった。
ディズニーランドのショーみたいでエンターテイメントとして楽しめた。
日本初上陸ということでお金かけてんだろうな〜という感じがわかる舞台だった。

話としてはオタクはダメだを押し出しすぎて会場にいるのはオタクばかりなのにオタクを否定する歌詞ばかり出てくるので鬱になるといった感想を見ていたけど、私としてはそこまで気にならなかった。
オタクにしろ男女にしろ、自分の好きなことは貫き通したらいいし自分の輝ける場所をそれぞれ探しましょうねってことなのかなと。

それがよく伝わったのがレイアだったな。
レイアはお金持ちと結婚して贅沢な暮らしをしたいっていうお嬢様でそれが本当に自分の幸せって信じてるから行動が一貫してたと思う。
エディがアーキテクノロジー社の息子ってとこだけにキャーキャーして、そうじゃなくなったら捨てる。
でも最後はルーカスの小説を見つけて読んでみたらすごく面白かったと自分から話しかけたりして、今までレイアは狭かった自分の世界を広げることができてまた自分の居場所を見つけていく。
レイアのキャラや考え方はブレずに変化していったのがわかったので一番好きなキャラでした。
それがすっと入ってきたのは演者の青野紗穂さんがインタビューで言っていたレイアの落とし込み方が私の好きな解釈だったのでハマったのかも。
ルーカスとのフラグが立つのは完全にご都合主義感は否めなかったけど、主人公マイケルがヒロインホリーを好きになる理由よりは、これから仲良くなるのが想像でるのでそれはそれで私はよかったなと思いました。

あと克樹の演技めちゃくちゃよかったな
マイケルにホリーを譲れば3人で仲良く楽しくやれると思ったのに、実際には2人がくっつくと約束もすっぽかされて1人でポップコーンLサイズ食べて吐いたルーカス。健気すぎる。
それで寂しくて悲しくてエディたちに大事な情報売っちゃうまでも含めてそういう人間的弱さをうまく表現しててよかったな。
レポで見たけどじゃんけんでどっちが告白するかを決めるシーンでわざと負けた?みたいなレポをみてルーカスへの愛しさ爆発してしまいました。
歌もかなり聞き取りやすかったし、舞台上の表情の作り方が彼はとてもうまいと思ってたけどやっぱりうまいな〜と思いました。

でもルーカスが寂しくなったのはマイケルとの遊べる時間がなくなったからだと思ったのに、2人が付き合ったあとそんなやつよりホリー僕と付き合ってって歌を歌ってたのだけがよくわからなかった部分ではあったな。(ここの歌唱シーンの克樹はめっちゃよかったです)

この舞台見てオタク最高!とか夢に向かって頑張るぞ!みたいな気持ちは特に湧かなかったけどシンプルにミュージカルとして楽しい作品でした。

以下個人的克樹のかわいかったポイント
・みんながピョンピョンジャンプするところで1番跳べてないところ
・常にカバンのショルダー部分をにぎしめてるところ
・ライトセイバーの振り回し方
・留学生?に英語を教えるんだけどなかなか覚えれないのにもーってぷんぷんしてるところ

おわり



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