日常が交錯する
公共交通機関
「目的地に行くための手段」でしかないけれど、風景、乗り降りする人々を眺めるのが好きだ。
高速で街並が切り替わる。
日常をスクロールしている気分になる。
その地に足を踏み入れることはないのだろう、入れ替わる人たちと関わることは決してないだろう。
流れていく全てが面白い。
決まった時間に必ず来る電車。不変的に機械的に
そこにいる人々。流動的に変動的に
何か相対する存在のように思えてきた
対照的な存在の様に
別に交通機関が好きなわけではない、知らない人に興味があるわけではない。
その二者の存在が、なんとなく面白い。
好きの理由まで言語化してしまえば、魔法が解けてしまう