隣に住む人
人が見た夢の話はつまらないとよく聞く。実際その通りな気がする。にもかかわらず、ついつい『昨日、こんな夢をみてね』と、夢の話をしてしまうのは何故だろう。
と、これは前ふりで、人の見た夢の話でも面白いと思った話。
夫がみたという夢の話である。
夢の中で、なぜかお隣さんにシルヴェスター・スタローンが住んでたという。
理由はわからないが、スタローンはひどく落ち込んでいる様子だった。(家の中の落ち込むスタローンが見える・・・窓全開⁉️建物も近いのか⁉️外から見えるって・・・)色々妄想モードにスイッチ入るけど、私には確かに肩をおとすスタローンが想像できた。
スタローンが何で落ち込んでいたかはわからないけれど、とりあえずスタローンは家のテレビをつけて、ちゃぶ台を前に座ったらしい。(テレビにちゃぶ台、昭和か?)
するとテレビで放送されていたのは『ロッキー』。チャラッチャ~♪チャラッチャ~♪流れるお馴染みのテーマ曲。
私はこのテーマ曲は子供の頃からもちろん知っていたけれど、映画『ロッキー』を観たのは割と最近だった。だから、某お笑い番組で、梅宮辰夫がロッキーのパロディで『エイドリア~~~~ン‼️』と叫んだ時もエイドリアンが恋人の名前であることがわからなかった。余談。
ロッキーのテーマ曲を聴くと、落ち込んでいた彼は立ち上がった。
そして、『うぉぉぉぉ~~~‼️‼️‼️』
大声で叫びながら、握った両拳を天を仰ぐように突き上げた。もう落ち込んでた彼はいない。
何だかちょっと、スタローンと一緒に元気になれた気がした。
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