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#008「アートライティング実践ドリル」前田梨那編

写真についての北さんとの会話、深みにはまると出てこられなくなる。今回の収録は他の収録に比べて長くなったけれども、むしろ、これくらいの時間で収まったとみるべきだと思う。恐らく、二人の頭の中で、この先に行ったら戻ってこれない。そんな暗黙知が働いたのかもしれない。

記憶の呼び覚まし、画像による記憶の手繰り寄せは脳の構造的にも理にかなっている。それが写真、絵画、映像に限らず。ただ、写真によってより強く記憶を呼び起こされるのは、写真という知識が刺激を与えているのではないだろうか。

ライティング実践ドリルは3回目、スポットで提出してくれる方から、毎回提出される方まで、様々で、自身のできる範囲で参画してくれているのが、とてもいいと思う。

ライティングがうまくなるにはどうすればいいか?

これは、ともかく書くことだと思う。やみくもに書くのでは堂々巡りになってしまうかもしれないが。

書かれたテキストは読まれないとならない。自分自身で読むこと、他の人に読んでもらうこと。読むことによって、ライティングは如実によくなっていく。

今後もライティング実践ドリルは続けていく。この先も難解な作品や、斬新な作品、展覧会で言いたいこと、そうしたことをアートライティング実践ドリル参加者に問いかけていきたい。

アートライティング実践ドリルは飛び入り参加も可能です。小さなギャラリーなので、開催を大々的にはアナウンスしませんが、ご興味ありましたらDMなどください。

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