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AAPA『からだの対話の場をひらく』 6/14(金)〜23(日) @北千住BUoY+仲町の家

月がついてくる 夜を歩くと
配慮 規範 慣習 多くのことが浮かぶ
緊張 安心 興奮 痛み 温かい 冷たい 嫌だ 好みだ 
遠くに声があらわれて
分からないことが近づいてくる

2023年秋に始めた『からだの対話の場をひらく』の活動プロセスを通じた成果として、6/14(金)~23(日)に北千住のBUoYで、舞台公演、美術展示、哲学対話を行います。
またBUoYから徒歩1分にある仲町の家では、期間中の土日の13時~17時に、入場無料で誰でも立ち寄れるオープン・スペースを実施します。

プロジェクトメンバーが「触れる/触れられる」と「アートと福祉」をキーワードに関心を深めてきたことを、来場いただいた方と交感し、交流する機会として、作品と対話の場をひらくことを目指します。


「触れることの尺度」

長谷川祐輔(哲学のテーブル)

AAPAのプロジェクト『からだの対話の場をひらく』は、「触れる/触れられる」というテーマを掲げ、ダンスの Contact Improvisation (CI) を「ダンスではないもの」にも展開していくワークショップと、プロジェクトメンバーや外部のゲストの話を聞くトーク・ミーティングを行ってきた。
コロナ禍をあらためて強調するまでもなく、日常生活における身体的接触や親密さが生成する交流にあたり、人との距離感や接触の程度に慎重になることや、きめ細やかな配慮を行き届かせることが益々求められるようになっている。複雑な世界の複雑さに対して、楽観的になるのでもなく、諦めるのでもないしかたで人と関わることは、それぞれにとっての「触れることの尺度」を確かめながら時間を紡いでいく振る舞いとしてあらわれるだろう。
*「触れることの尺度」の原文はこちら

ワークショップ @両国門天ホール(墨田区両国)
メンバーと参加者がともに「触れる/ 触れられる」をきっかけに、
動く/ 語る/ 聴く/ 観ることに取り組み、「からだが感じること」を言葉にしていく
月1WSを2024年5月14日(火)まで計8日、午後と夜に実施
ワークショップレポートはこちら
 トーク・ミーティング @藝とスタジオ(墨田区東向島)
ワークショップの「触れる/触れられる」体験も振り返りながら、プロジェクトメンバーやゲストが「からだが感じること」とつながるテーマをもとに話し、参加者とダンスや美術、演技、言葉、福祉について新たな気づきを探る対話の場。2024年5月18日(土)まで計6回実施

1. AAPA公演 『敷居またぎ』

『青い鳥』で知られるメーテルリンクが書いた「操り人形の劇」の言葉にある内側の動きと、日常と舞台の敷居をまたぐダンサーと俳優、観客の動きの重なりを描く。

原作:モーリス・メーテルリンク『Interior(室内)』  
翻訳:一宮 栄(明治44年訳)
演出・振付・出演:上本竜平 
出演:古茂田梨乃 佐藤鈴奈新上貴美(演劇集団円)
演出助手:佐々木クリスティアン隼人 
音響:増田義基
舞台美術・衣装:小野愛

■日程
全12回/受付開始・開場は開演20分前/上演時間は80分を予定
6/14(金) ①19:30
6/15(土) ②19:00 *終演後「哲学対話」
6/16(日) ③10:30、④19:00
6/17(月) 休演日
6/18(火) ⑤14:30、⑥19:30
6/19(水) ⑦19:30
6/20(木) ⑧19:30
6/21(金) ⑨19:30
6/22(土) ⑩19:00 *終演後「哲学対話」
6/23(日) ⑪10:30、⑫18:30

■会場:BUoY2階

■料金
一般:3500円 U-30:3000円 学生:2500円
*要予約・事前支払 
*当日受付での支払は各500円増し

■予約方法:
①Paypayまたはクレジットカードでのお支払をご希望の方
以下のパスマーケットのチケット購入ページより、お申込ください。

②振込でのお支払をご希望の方(ご来場日の2日前まで受付)
ご来場希望の日時/お名前/券種/枚数/メールアドレスを記載の上、
「 aapajp@gmail.com 」宛に、ご来場日の2日前までにご連絡ください。
(ご来場日の前日及び当日は「振込でのお支払」のご予約は承れませんので、ご注意ください)

2. 小野愛 展示 『触れようとする』

「触れる/ 触れられる」そして「触れられない」ことをテーマにインスタレーション作品 を展開。
(小野愛プロフィールはこちら

■日程
6/14(金)~23(日) 平日11時~19時半、土日12時~19時※最終日は18時半まで
(*最終回以外、公演鑑賞者は上演後も入場可)

■会場:BUoY2階

■料金:500円(予約不要、当日支払)

3. 哲学対話

公演や展示を鑑賞した方に向けた「哲学対話」を実施します。哲学対話とは集まった人たちでテーマや作品の鑑賞体験を共有した上で、すぐには形にならない言葉や問いを出し合い、対話を重ねていくものです。
(キュレーション: 長谷川祐輔

■日程:6/15(土)、22(土)  夜公演の終了後

定員:各日10名
(6/15は満席となりました。6/7更新)

■会場:BUoYカフェ

■料金:500円(当日支払)
★要予約。以下リンクよりご予約ください。

4. オープン・スペース

会場:「仲町の家」

BUoYでの公演や展示の前後に、あるいは関係なくふらりと訪れた方とともに、「触れる/触れられる」と「アートと福祉」をキーワードにゆっくり話し、交流する場です。
*「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。

■日時: 6/15(土)・16(日)・22(土)・23(日) 13時~17時 
*各日「14時~16時」はトークイベントを開催します。6/15(土)は『子育てとケア』、6/22(土)『福祉と地域』がテーマのシンポジウム、6/16(日)・22(日)はプロジェクト全体を振り返る『からだの対話の場を結ぶ』を行います。
各プログラムの詳細は、こちらをご覧ください

■会場:仲町の家

■料金:無料

ご予約:
トークイベントは、以下の予約フォームよりお申込み下さい。当日お申込無しでお越しの場合も、席に空きがあればご参加いただけます。
トークイベント以外はご予約不要です。お気軽にお立ち寄りください。

【会場アクセス】

BUoY 
住所:足立区千住仲町49-11(地図
アクセス: 北千住駅 西口より徒歩11分、千代田線出口1より徒歩8分

仲町の家 
住所:足立区千住仲町29-1(地図
アクセス:北千住駅[西口]より徒歩約10分
※BUoYから「仲町の家」まで徒歩1分

【お問い合わせ】

AAPA(アアパ)
メール:aapajp@gmail.com
電話:070-6457-8036

【クレジット】

主催: AAPA  企画製作: 上本竜平 永井美里
協力: 一般社団法人もんてん 一般社団法人藝と 一般社団法人哲学のテーブル Japan Gallery ぺぺぺの会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化による社会支援助成](本事業は助成対象事業『からだの対話の場をひらく』の一部として実施されるものです。)

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