【映画鑑賞】THE FIRST SLAM DUNK
前回この映画の書いたけど、感想という感想全然書けてなかったのでもう一度。
初めは正直3D感が強く感じてしまっていたけど観ているうちに気にならなくなった。
少年時代、兄と一緒にバスケの練習に励むシーンから始まる。
この少年こそが今回の主人公の「宮城リョータ」だった。
この映画はインターハイ決勝山王戦の舞台、そして宮城の過去と交互に描かれていた。
音楽や音の間合いの使い方が凄いと思った。
ゴールを決める時何秒間と無音の瞬間があった。
私が好きだったのは宮城がディフェンスを破った瞬間に音楽が流れたシーン。
「行け!!リョータ!!!」とアヤちゃんが叫ぶところ。
躍動感でドキドキさせられた。あんなに点数差が開いていたのに、何度でも立ち向かう湘北。選手みんな一人一人の活躍が凄まじかった。誰一人諦めていなかった。
点数差が開いた時の暗い雰囲気を桜木花道の一言が変えた。
バスケの試合シーンは瞬きするのも惜しいくらいカッコよく描かれていた。
王者山王高校の選手も然り、バスケに出会ってから全員が本気でバスケと向き合っていたんだと思わされた。両者にとって負けられない戦いがそこにあって、人生で一番大切な瞬間がたくさんあって、熱い何かを感じさせるものがこの映画にはあった。
赤木、宮城、三井、桜木、流川。
安西先生が一人一人の名前を呼ぶ。そしてそれぞれの強み。
「それが湘北だ」の言葉。
一人でもいなければ掴み取れなかった夢の全国制覇。(このあと漫画読んだら全国ではなく山王に勝ったという意味だった)
花道が倒れた時に回想シーンが流れる。バスケに出会った頃。
花道が安西先生に向かって「俺は今なんだよ、、」のシーンに感動した。
選手生命に関わるから今ここから退く?
違う、一番大事な瞬間は今この時なんだと。
初めて負けを知った山王。選手にかけた先生の言葉。
『負けた事があるということがいつか大きな財産になる』
心に響く言葉だった。
「俺に必要な経験を下さい」と願っていた沢北。
その沢北にこそ響く言葉。
こんなに熱い映画をリアルタイムで観る事ができて本当に良かった。
『諦めたらそこで試合終了ですよ』
これから先もまたスラムダンクを見返したいと思った。何度も映画館で観たいと思った。
最高の映画に出会えて良かった。