一万人の大企業より一人のエキスパート 雑記 その11
先日、神様の怒りを買った。2階のキッチンの吊り戸棚のスライド丁番が壊れて、交換するように言われていたのだが…。
ここからが言い訳なのだが、この丁番は普通の物(107度)では無く、コーナーの吊り戸棚のもので、155度開くのである。特殊である。壊れて直ぐに製造元のL社アフター部門に電話を入れたが、これが埒が明かない。挙句の果てに他部門へたらい回し。訪問調査で一諭吉、その判断で更に…と言われ面倒くさくなり、そのままに..。
それを放置していたので、言われてもしょうが無いが。
やがて、お怒りを..。いつものパターンである。
今度は真剣に観察したら、金物裏にメイカー名が刻印されていたのに気がついた。'BLUM'とある。更に'MADE IN AUSTRIA'とも。
早速、ググる。するとこの会社が出てきた。
どうもこの会社BLUMの日本代理店らしい、その中にエキスパートがいたのである。数枚の画像を送ると、その仕様も現在の代替品の番号も、即座に連絡をくれた。これには驚いたし、助かったと感謝した。
早速、発注したので、明日には物が届くと思う。
実は同じようなことが7年前に有った。あのCaymanである。富士サーキットで、補機ベルトを切ってしまい。不動車になったのは、以前書いた。
その後、修理に一番近いポルシェDへ持ち込んだ。
数日して、見積もりが400と言われた。エンジン載せ替えだという。
車両価格より高い、修理費って…。これ以降、Dで修理は頼まないことにした。
それで、相模湖の國政さんに相談すると、取敢えず入庫してと言われ。
「何とかしましょう。」と。丁寧に直して貰った。修理代は確か1/10以下だった。
メイカーは企画・設計・生産・販売する集団であり、細かい修理や作業は、不得手なのである。責めてもしょうが無いが…。
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