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女優 宮沢りえ/阿修羅のごとく(3)...aaltoのちょほほ日記@2025.1.20

Netflixのドラマ阿修羅のごとくの俳優宮沢りえさんと本木雅弘さん(以下敬称略)について、書きたい。今回は宮沢りえについて。

このドラマを観て感心したのは、この二人の俳優だった。
宮沢りえと本木雅弘。

脚本上、四姉妹なので4人の女優の共演だし、そこには女優としてのプライドやキャリアなど背景が垣間見える。
特に長女・綱子を演じる宮沢りえの不倫する女がその情念や葛藤が印象的だった。
役柄的に不倫をする側が宮沢りえでされる側でが次女役の尾野真千子なのだが、やはりする側も単に本能に溺れているだけでは無く、される側の嫉妬や怨念以上に、身を焦がして悶える様を演じているのだが、それが素晴らしい。
それを観ていて、30年前の事を思い出した。
当時宮沢りえはドラマ「北の国から」で主役の恋人役で出ていたが、ファンの間ではその演技が余りにも酷いと、散々だった。
特に'98時代での、恋人への甘ったるい台詞や演技は、非難されていた。

それから、彼女は演技派女優として成長してきたと思う。
少なくともこのドラマを観る限り、演技力は高く。
不倫する女の苦悩を十分表現していると思われ..30年前、ボロクソに非難した私は、驚くと同時に反省し、演技派女優としての彼女を再評価したい。

大袈裟で無く日本を代表する女優になっていますと…。


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