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一人っ子/国境の南、太陽の西...aaltoのちょほほ日記@2024/11/26

今日もaudibleで村上春樹氏の「国境の南、太陽の西」を聞いていた。その中で、主人公達が一人っ子で、他の友人達に姉妹が居て、自分たちは人と違う違和感のような、劣等感のような気持ちを持っていたと..書いてあったのを読んで(正確には、聴いて…)、思い出した…。

そう、自分もその一人っ子だったので、小さいとき、小中学生の時に同じ気持ちを持っていた…最近は忘れていたが…

友達から「兄妹は..」と訊かれると、居ないのに「姉が..」と返事をしていた高校生だった。

確かに、一人っ子と言うと、我が儘で、自分勝手な性格だと思われるのが、嫌だった。確かに、自分勝手で我が儘だったのだが…ちょほほ。

大人になると、それも忘れていたが、結婚した頃に、両親から実は水子で亡くなった妹が居たと聞いた。銚子の菩提寺にその娘の墓標まであった。

確かに正月、元朝詣りに行くと、最後自分だけクルマに戻されて、両親だけ何処かに行っていたので、おかしいなとは思っていたのだった…。

だから、親は今の所に墓を作った時、その娘の墓標を銚子から持って来て、横に供えた。

もし無事生まれていたら、妹だった訳で、それは多分今と違う自分に成っていたのだろうと、思うと不思議な気持ちがする。

自分に子が出来たとき、最低でも二人姉弟にしようと思ったのは、そういうことだろう…。

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