映画「アアルト」を観る。
今月13日に映画「アアルト」を観に小山まで行って来ました。
アアルト。アルヴァ・アアルトは現代建築家の中での特異な建築家で、北欧という特異点から自然・人間・建築の融合を試みていたと思います。ある意味、ガウディがバルセロナから外へ出なかったことと共通するかもしれません。
恩師武藤章先生がアアルトの事務所で働いたことから、関心を持ち学生時代から作品集を愛読していました。以来建築の仕事をしている間は、アアルトの作品群はまるで通奏低音のように、心の奥底で鳴り響いていました。
実際の仕事に直接的にその影響があったかと言われると..。あのレベルは、なかなか高すぎて、憧れで終わってしまいましたが。未だに未練はありますね。
多分アアルトが好きな建築関係者は皆そうなんじゃないかと思います。
映画の中の、マレイア邸やカレ邸のシーンは実際にその空間にいるような気がして感動しました。
映画は、観客動員からか、近所ではその日だけで、しかも小山だけだったので、また別な日に上映されれば、観たいですね。
因みに実務で影響を一番受けたのは吉村順三先生でしたが,,,。
で、自分のHNのaaltoは、まさにこのaaltoでした。ちょほほ。
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